横綱に降格制度はありませんが、皆勤での負け越しは不名誉な記録として厳しい批判を浴び、進退問題に直結してきました。
今回の記事では、横綱負け越したらどうなる? 歴代横綱優勝回数もお届けします。
2026年7月場所13日目まで7勝6敗と苦しんだ末に休場を決めた豊昇龍関の状況が、負け越しの重みを改めて意識させています。
横綱負け越したらどうなる? 歴代横綱優勝回数もお伝えします。
横綱負け越したらどうなる?
1895年(明治28年)頃に撮影された明治政府のお雇い外国人技師で写真家のウィリアム・K・バートンと、第18代横綱の大砲万右エ門のツーショット。横綱時代の大砲は、負けが少なく引き分けが非常に多かったため、「分け綱」の異名を取りました。身長197cm、体重134kgという、当時としては破格の巨体です。 pic.twitter.com/WKrq829IFP
— 思い出の日本 (@old_nippon) July 23, 2026
負け越しの制度上の扱い
- 降格制度はなし
- 12〜13勝が責任ライン
- 進退は本人と横審
横綱は負け越しても番付が下がる制度自体が存在しませんが、12〜13勝を挙げ千秋楽まで優勝争いに絡んでいなければ、責任を果たしたとは見なされません。
僅差の勝ち越しでも厳しい批判の対象となりますが、引退を迫る明文規定はなく、判断は本人の意思と横綱審議委員会の勧告に委ねられています。
負け越し引退実例
- 大乃国:8年横綱で不振続く
- 若乃花:3年横綱で故障続く
大乃国関は横綱在位8年の間、1989年秋場所に皆勤負け越しを喫して慰留しましたが足首を骨折の不振が続き引退しました。
若乃花関は横綱在位3年の間、1999年秋場所に皆勤負け越しを喫して慰留しましたが栃東関に敗れて引退しました。
歴代横綱優勝回数は?
https://t.co/CrOYHUUgJ6 大相撲第58代横綱で歴代3位の31回優勝を果たし、相撲界初の国民栄誉賞を受賞した「昭和の大横綱」、千代の富士の九重親方が31日、入院先の東京都内の病院で亡くなりました pic.twitter.com/9Pc3CGzTjJ
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) July 31, 2016
優勝回数一覧
- 1位:白鵬(45回)史上最多優勝
- 2位:大鵬(32回)昭和横綱
- 3位:千代の富士(31回)53連勝
- 4位:朝青龍(25回)平成横綱
- 5位:北の湖(24回)若年昇進
- 6位:貴乃花(22回)平成人気
- 7位:輪島(14回)学生相撲出身
- 8位:双葉山(12回)69連勝
- 9位:武蔵丸(12回)怪力の巨漢
- 10位:曙(11回)外国出身第1号
白鵬関は歴代最多45回の優勝を誇り大鵬関の32回を上回った一方、千代の富士関は肩の脱臼を筋力トレーニングで克服し、鍛え抜かれた体で53連勝を樹立しました。
朝青龍関は、モンゴル出身力士で平成前期の角界で圧倒的な強さでした。
北の湖関は、当時史上最年少の若さで横綱に昇進し、輪島関とともに「輪湖時代」と呼ばれる黄金期を築きました。
貴乃花関は、平成の相撲人気を一身に背負う一方、輪島関は学生大相撲出身の秀才として知られ、黄金の左と呼ばれた技巧的な取り口で優勝を重ねました。
双葉山関は、69連勝の大記録を持ち、曙関と武蔵丸関はともにハワイ出身力士として角界の頂点に立ちました。
優勝できなかった横綱
- 第60代横綱
- 22歳11カ月で昇進
- 優勝なしの昇進
- 師匠と対立で廃業
双羽黒関は1986年7月場所、千秋楽に千代の富士を本割で破り優勝決定戦に持ち込みましたが、決定戦で敗れて初優勝を逃しました。
22歳11カ月の若さで横綱に推挙され、優勝経験なしの昇進に反対意見がある中で、審議の末に横綱昇進しました。
横綱昇進後も3度にわたり千秋楽まで優勝争いに絡みながら、すべて千代の富士に敗れて優勝を逃し、1987年12月には師匠と対立して部屋を脱走しました。
まとめ
13,14日の大相撲パリ公演を前に豊昇龍関、大の里関の両横綱がエッフェル塔を背景に仲良くバゲットをかじってくれました(11日、パリで) pic.twitter.com/CkDSPr6pck
— 読売新聞写真部 (@tshashin) June 12, 2026
今回の記事では、横綱負け越したらどうなる? 歴代横綱優勝回数もお届けしました。
横綱は、負け越しても番付が下がる制度はありませんが、皆勤での負け越しは不名誉と見られ、厳しい批判を浴び、進退問題に直結してきました。
優勝上位10人の横綱に共通するのは、一時的な好調ではなく、何年も優勝争いに居続けた成績を維持する力です。
令和の横綱・大の里関は、苦しい星を重ね、豊昇龍関は13日目まで7勝6敗と負け越し寸前から休場を決めており横綱としての踏ん張りが試されています。
一方で、双羽黒関のように優勝経験のないまま昇進し、廃業の形で角界を去った例もあり、横綱の人生は維持するのが大変です。
周囲の声に振り回されることなく、健康第一で己の信じる相撲を貫き通して欲しいですね。
横綱負け越したらどうなる? 歴代横綱優勝回数もお伝えしました。
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