2024年11月の千秋楽、大関・琴櫻が優勝を飾り、館内は大きな歓声と拍手に包まれました。
力強い取り口から横綱候補と渇望されましたが、2025年に入り「どうした？」と心配の声が出始めています。
今回の記事では『大関琴櫻の不調は怪我が原因？千秋楽優勝後取り組み・成績まとめ！』をお届けいます。
本人は語られてませんが、以前から抱えている腰や膝などの古傷が影響しているのではないかと囁かれています。
立ち合いの踏ん張りの甘さや、“らしくない”動きに違和感を覚える場面があるのです。
大関琴櫻の不調は怪我が原因なのか、千秋楽優勝後取り組み・成績を振り返りお伝えします。
大関琴櫻の不調は怪我が原因？
こんにちは🥦
— changasano (@changasano) July 16, 2025
ハリウッド俳優もビックリなスタイルの変化を見せる湊川親方です。
引退してもストイックな方だなと思うと同時に、現役中の大きな体格を保つことも相当な苦労をなさっていたことも想像できました。
解説では一人きりで大関を務める琴櫻関へ向けられる言葉が温かかったです。 pic.twitter.com/DJdlVvgxxO
膝の故障が与える深刻さ
不調の背景には、4年前の秋場所で負った左膝の大怪我が深く関係していると見られています。
「左膝内側側副靭帯損傷」「内側半月板損傷」という深刻な故障を抱え、途中休場を余儀なくされたのです。
その後も完治したとは言いがたく、現在に至るまで膝には分厚いテーピングを巻いたまま土俵に立ち続けています。
去年は、年間最多勝の快挙を成し遂げ、九州場所では14勝1敗で堂々の初優勝を飾りました。
あのときの琴櫻関は、立ち合いの鋭さと迷いのない出足が大きな武器でしたが、今年初場所以降はそうした持ち味が明らかに影を潜めています。
最近の取り組みでは押し切る力が不足し、十分に攻めきれないまま引いてしまい、相手に与える圧力も落ち込み、以前のような「攻めの相撲」が見られなくなっています。
かつて負った膝の古傷が、パフォーマンスに影響を与えている可能性を示唆しています。
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琴櫻関が前に出られない理由
かつては、立ち合いから一気に前に出る切り口でしたが、最近は、膝への負担を避けるように慎重でどこか消極的な取り組みが目立つようになっています。
土俵上での迷いが、持ち味だった“攻めの型”を崩してしまっている印象です。
2025年7月場所も、中盤を迎えた時点で白星が伸び悩み、すでに優勝争いからは離脱し、勢いがない印象です。
八角理事長は「稽古不足ではないか」と指摘していますが、膝の状態を考慮すれば一概にそうとは言い切れない部分もあると思います。
痛みや不安を抱えながら無理に稽古量を増やすことが難しい現状も理解して欲しいものです。
痛みや不安を抱えながら、十分な負荷のある稽古が難しく、スタミナ不足や立ち合いの不安定さにつながる“負の連鎖”を生み出していると感じるからです。
琴櫻関は、古傷の痛みや不安を決して表に出さず、普段通りの強い意思と忍耐力を持ち続けています。
彼のプロとしての誇りと不屈の精神が、多くの人から深くリスペクトされているのは言うまでもありません。
千秋楽優勝後取り組みや成績まとめ！
琴櫻ってこんなに綺麗な字書くの？？ pic.twitter.com/5vTo9IDcGU
— アシトリータ (@ashitorrita) July 13, 2025
千秋楽優勝以降の取り組み
| 場所・時期 | 成績 | 主な内容・特徴 |
|---|---|---|
| 2024年11月 | 初優勝 | ・大関同士の千秋楽決戦を制覇 ・鋭い出足と力強い前に出る絶頂期 |
| 2025年1月 | カド番転落 | ・連敗続きで優勝から急転落 ・終盤5連敗 |
| 2025年3月 | カド番脱出 | ・前半は持ち直すも終盤不安定 ・何とか勝ち越し |
| 2025年5月 | 8勝7敗 | ・終盤で失速 ・2場所連続ギリギリの勝ち越し |
| 2025年7月 | 6勝5敗 11日目 | ・序盤に連勝するも中盤で足踏み ・優勝争い離脱、平凡な成績 |
変化のポイント
- 不調期（2025年以降）
- はたき込みや引き落としで敗れる。
- 新横綱・大の里に連敗し、終盤失速。
- 連敗と勝ち越しギリギリの展開。
- 優勝時（2024年11月）
- 力強い前に出る相撲で精神面も安定。
- 終盤も失速せず安定した強さを発揮。
今後の求められる課題は？
琴櫻関は長年の怪我にも負けず、忍耐強く土俵に立ち続ける強い意志を持つ力士です。
今後はその不屈の精神を武器に、膝のケアと身体の回復に努めつつ、負担を抑えながらも持ち味の力強い攻めを取り戻すための工夫が求められます。
また、厳しい状況の中で揺るがない精神とスタミナを養い、今後も強さを発揮する姿を見せて欲しいですね。
琴櫻の時間いっぱいの変顔効果
「がんばれ〜！」って応援すると何故か負けてしまうので、黙って見てたら勝った琴櫻に喜ぶ私です🙌✨ pic.twitter.com/dScpP4Nf0U
— ナッツ7つ (@ntsu579) July 23, 2025
「鬼の形相」スイッチ
仕切りの終盤、制限時間が迫る頃に琴櫻関の顔つきが次第に変わり始めます。
穏やかな表情から一転、眉を吊り上げ、目に炎のような鋭さが宿る“鬼の形相”は、気迫の演出ではなく、自身に喝を入れ、覚悟を固める儀式のようなものです。
表情の変化は、無意識のうちに心を戦いのモードへと切り替えるスイッチで、師匠の佐渡ケ嶽親方も「客席が湧くのはありがたい」と評価しています。
集中力の極み
琴櫻関にとって、土俵に立つ直前のその瞬間は、全神経を相撲に注ぎ込む“臨戦態勢”の合図。
祖父から「勝負は心構えで決まる」の教えを胸に刻み、闘志を顔で表すスタイルが自然と身についたのでしょう。
SNSでも「表情だけで鳥肌が立つ」「あの顔を見ると応援したくなる」声が相次ぎ、技だけでなく“顔つき”でも観衆を魅了しています。
まとめ
大相撲、琴櫻と霧島を応援しています。琴櫻が不調なのは海外の掲示板をみると、彼は怪我を隠している、そういう男だ。という投稿が、いくつかあって良く見ているなと感心しました。
— 横井朋広 (@sozoushu) July 21, 2025
今回の記事では『大関琴櫻の不調は怪我が原因？千秋楽優勝後取り組み・成績まとめ！』をお届けしました。
2024年には優勝を果たし、一躍「最強大関」として注目を集めた琴櫻関でしたが、今年は急降下に見舞われ、思うような成績を残せない日々が続いています。
背景には、周囲が思う以上に深刻な古傷や慢性的な痛みの存在があるともいわれています。
表に見える成績や表情の裏では、力士の誰もが古傷や痛みを抱え、万全とはいえない身体と向き合いながら、土俵に立つ責任と日々向き合い続けています。
古傷を抱えてながらも、一切言い訳にせず、ひたむきに土俵へ向かう琴櫻関の姿勢に、多くの励ましの声が寄せられています。
横綱昇進の大きな目標に向かって、黙々と前を見据える彼の背中を、これからも見守り、応援していきたいですね。
大関琴櫻の不調は怪我が原因と千秋楽優勝後取り組み・成績についてお伝えしました。