『不毛地帯』netflixあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧も!

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    『不毛地帯』netflixあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧も!

    壮大なスケールで描かれた本作は、山崎豊子作品の社会派ドラマで、戦後の混乱期から高度経済成長の日本を舞台に、理想と現実の狭間でもがき続ける男の生き様が描かれます。

    今回の記事では『不毛地帯』netflixあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧をお届けします。

    政界と財界の癒着、企業の論理、国家の思惑の狭間で翻弄されながら生きる個人と企業の姿が、戦後日本の光と影を浮き彫りにしていきます。

    主人公を演じるのは、同じく山崎豊子原作の「白い巨塔」で医師・財前五郎役を熱演した唐沢寿明さんです。

    名作社会派ドラマが、12月10日からNetflixで配信スタートし、再び多くの人に注目されそうです。

    不毛地帯』netflixあらすじ最終回と相関図やキャスト一覧をお伝えします。

    観たいエピソードに目次をタップすると簡単にあらすじに飛びます!

    目次

    不毛地帯netflixあらすじ最終回は?

    第1話:物語

    壹岐(唐沢寿明)は陸軍士官学校を首席で卒業後、大本営の参謀として戦局を支えた優秀な軍人です。

    終戦を迎えても徹底抗戦を訴え、停戦命令書を携え満州へ赴くものの、関東軍幕僚の谷川(橋爪功)らとともにソ連軍に拘束され、シベリア極北の流刑地ラゾへ送られます。

    そこでは一度送られれば生還は絶望的と言われる過酷な強制労働が待ち受けており、壹岐は極限の環境で11年間の過酷な日々を耐え抜きます。

    昭和31年にようやく帰国を果たした後は、心身の回復と共に、シベリアから共に帰還した部下たちの就職支援に尽力し、戦争と極限の経験を経た男の新たな挑戦が始まるエピソードです。

    第2話:黒い頭脳戦

    壹岐(唐沢寿明)は、防衛庁の次期主力戦闘機選定に政治家の思惑が絡んでいることを知り、現場で自ら状況を正すため、社長の大門(原田芳雄)に東京支社航空機部への異動を申し出ます。

    候補となるのは近畿商事推薦のラッキード社『ラッキードF104』と東京商事のグラント社『スーパードラゴンF11』で、鮫島(遠藤憲一)の策略で有利な状況に進みます。

    さらに壹岐は、防衛庁の川又(柳葉敏郎)から、ラッキードF104の性能を示す自衛隊の報告書が官房長・貝塚(段田安則)に握りつぶされていた事実を知らされます。

    政治と利権の間で判断を迫られる中、大門は自由党総務会長・大川(佐々木敏)の協力を得ることを試み、壹岐は信念と現実の狭間で苦闘する姿が描かれるエピソードです。

    第3話:妻と娘の涙

    壹岐(唐沢寿明)は、防衛庁の次期主力戦闘機・第2次防FXを巡る暗闘の中、東京商事の鮫島(遠藤憲一)が総理に流していたわいろ『G資金』の経路を突き止め、防衛庁から入手した極秘文書でグラント社『スーパードラゴンF11』の価格を把握します。

    近畿商事陣営の勝利が見えてきた矢先、アメリカでのテスト飛行中に『ラッキードF104』が墜落事故を起こし、壹岐は動揺を隠せません。

    大門(原田芳雄)は東京支社長・里井(岸部一徳)に事故原因の調査を指示し、部下たちも対応に奔走します。

    傍らで、妻・佳子(和久井映見)と娘・直子(多部未華子)の無事を気遣い、家庭に戻れない焦燥と責任感に押しつぶされそうになる壹岐の姿が描かれます。

    鮫島は、防衛庁官房長・貝塚(段田安則)を通じて事故情報や欠陥データを入手し、静かに次の手を狙います

    国家の利権と家族への想いが交錯する中、壹岐の信念が試されるエピソードです。

    第4話:俺が殺した

    察署の呼び出しに壹岐(唐沢寿明)が応じたのは、部下の小出(松重豊)が知らずに手にした書類が、思わぬ波紋を呼んだからです。

    書類の流出元は防衛庁の芦田(古田新太)にあり、小出は逮捕される中、壹岐に責任がある言葉を口にしてします。

    重くのしかかる責任感と罪悪感を抱えながら、壹岐は東京支社長の里井(岸部一徳)に連絡し、会社には問題がないと伝えるよう指示を受けます。

    出頭の情報は防衛庁官房長・貝塚(段田安則)を経由して東京商事の鮫島(遠藤憲一)の耳にも届き、彼は政治家と結びつき事件の隠蔽を進めます。

    家族や部下の顔を思い浮かべながらも冷静さを保ち行動を選ぶエピソードです。

    第5話:戦争と三人の女

    親友の死から七年、近畿商事の鉄鋼部を率いる壹岐(唐沢寿明)は、部門の成績を飛躍的に伸ばしていました。

    社長の大門(原田芳雄)は手腕に注目し、会社全体の戦略を担う業務本部を新設、壹岐に全権を委ね、兵頭(竹野内豊)や海部(梶原善)らを呼び寄せ、思い切った人事を行い、非繊維部門の活性化を図ります。

    昭和42年4月、努力が認められ常務取締役に昇格しますが、副社長の里井(岸部一徳)は彼の手法に反発を強めます。

    その矢先、中東情勢が急速に緊迫している情報が入り、壹岐は戦争勃発の可能性に備えて情報収集を開始します。

    同時に東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)も動向を探り、両社の戦略が複雑に絡み合っていくエピソードです。

    第6話:決戦

    壹岐(唐沢寿明)は兵頭(竹野内豊)と共に、中東での緊迫した情勢に目を凝らしていました。

    戦争の勃発が間近に迫り、イスラエルが短期間で勝利しスエズ運河が封鎖される可能性を見据え、船舶部の行動を促す必要を感じます。

    その矢先、紅子(天海祐希)の夫でインドネシア華僑の有力者、黄乾臣(石橋蓮司)から、大型船舶の依頼が舞い込みます。

    壹岐は東南アジアでの貿易拠点を確保するため黄の協力を得ようとしますが、船舶部長の峯(大高洋夫)は業務本部の方針に反発し、動きに慎重です。

    思惑が交錯する中、黄から船舶の目処がついたと連絡が入り、東京商事も事態を察して動き出すエピソードです。

    第7話:妻との誓い

    第三次中東戦争をめぐる商社間の攻防は、壹岐(唐沢寿明)率いる近畿商事業務本部の迅速な判断で幕を閉じ、会社は大きな成果を手にします。

    しかし成功は、社内に新たな火種を生み出していました。

    壹岐の存在感が強まるにつれ、副社長の里井(岸部一徳)を中心の勢力は強い警戒心を抱くようになります。

    昭和四十二年夏に開かれた全体会議では、業務本部が重工業化を見据えた繊維部門縮小案を提示しますが、里井派は会社の主力部門を守り真っ向から反発し、議論は紛糾します。

    一方、海外では日本の産業政策に対する圧力が強まり、壹岐は新たな国際局面への対応を迫られます。

    社内外の重圧が増す中、壹岐は妻との約束を胸に、大きな決断へと向かうエピソードです。

    第8話:愛妻の死!

    資本自由化の波が日本の産業界に押し寄せる中、壹岐(唐沢寿明)は米国自動車業界の有力者来日に伴う動きを探るため、海部(梶原善)らに調査を命じます。

    しかし主導権は東京商事の鮫島(遠藤憲一)が握り、思うように情報は集まりません。

    対応の遅れに業を煮やした大門(原田芳雄)は、里井(岸部一徳)と壹岐を厳しく叱責し、自動車会社再編の介入を強めていきます。

    社内の緊張が高まる一方、壹岐の私生活には静かな異変が忍び寄っていました。

    激務の陰で体調を崩していた妻の容体が急変し、壹岐は仕事の現場から病室へと駆けつけますが、努力もむなしく最愛の人は帰らぬ存在となってしまいます。

    大切な存在を失い、深い喪失と向き合うエピソードです。

    第9話:哀しい女 

    妻の佳子(和久井映見)を失った喪失感から抜け出せずにいた壹岐(唐沢寿明)は、悲しみに背を向けるかのように激務へと身を投じていました。

    近畿商事社長の大門(原田芳雄)は、壹岐に新たな活路を与えるため、米国子会社のトップの赴任を打診します。

    そんな折、近畿商事が深く関わった千代田自動車は、新型車投入の失敗で経営が急速に悪化し、自立も危ぶまれる状況に陥っていました。

    副社長の里井(岸部一徳)は撤退を進言しますが、壹岐は渡米を受け入れる条件に、フォーク社との提携を活路に見出します。

    その夜、娘の直子(多部未華子)にニューヨーク赴任の話を伝えた壹岐は、娘の気持ちを知り、心が揺れ動きます。

    壹岐の新たな決断への一歩が描かれるエピソードです。

    第10話:恋と野望

    アメリカ近畿商事の社長として赴任した壹岐(唐沢寿明)は、経営が苦しい千代田自動車とフォーク社の提携をまとめるため、慌ただしい日々を送っていました。

    交渉は簡単ではなく、陸軍士官学校の同期である韓国の光星物産会長・李錫源(榎木孝明)の助けを借りて、フォーク会長の会談を果たし、提携に必要な委任状を手にします。

    滞在中、地下鉄建設計画に関わる女性・美沙子と知り合い、真面目で献身的な彼女の姿に心を惹かれます。

    帰国後、壹岐は副社長の里井(岸部一徳)に提携の状況を報告しますが、社内で意見の食い違いや権力争いが浮き彫りになるエピソードです。

    第11話:嫉妬に殺される男

    壹岐正(唐沢寿明)は、副社長の里井達也(岸部一徳)と共に千代田自動車との提携交渉で、米国のフォーク社を訪れました。

    千代田側は出資比率を低く抑えたいと主張し、フォーク社は拒否権を握るために33.4%以上を条件に譲りません。

    里井は角田(篠井英介)と新たな合弁案を練り、従来の計画を見直します。

    会談の場でフォーク会長(アレキサンダー・バリ)は里井の提案に興味を示し、経営権を巡る攻防が一気に緊迫する中、壹岐は里井へ嫉妬を抑えきれず葛藤します。

    一方で、滞在中に出会った女性との交流が、安らぎをもたらすエピソードです。

    第12話:裏切りの極秘調査

    壹岐正(唐沢寿明)は、千代田自動車との合弁計画を巡るフォーク社の動向を注視していました。

    海外企画担当のアーリックマン(ブレット・コールマン)が来日してないことに気づき、行方を探すよう指示します。

    八束(山崎樹範)の連絡で、アーリックマンがホノルル経由でオーストラリアへ向かったを知り、フォーク社側の説明には疑念が残ります。

    壹岐は塙四郎(袴田吉彦)に近畿商事の支店網を活用し、現地の確認を徹底させます。

    副社長の里井(岸部一徳)は独自に情報収集を始め、会社内外での駆け引きと信頼の綱引きが複雑に絡み合うエピソードです。

    第13話:喰うか喰われるか

    壹岐(唐沢寿明)は、社長の大門(原田芳雄)と自由党幹事長・田淵(江守徹)の邸宅を訪れました。

    田淵は、千代田自動車と米フォーク社の提携には党の承認が先だと告げます。

    壹岐は、田淵が自分たちの交渉に関わりたいことを見抜き、両社の条件を整理して改めて相談する方針を固めます。

    帰社した副社長の里井(岸部一徳)は、壹岐の行動を不適切だと非難し、大門を急かしたことに憤ります。

    そのころ、オーストラリアにいるはずのフォーク調査団のアーリックマン(ブレット・コールマン)の動向が気になった壹岐は、支店網を使い所在を確かめる指示を出します。

    政治と金の駆け引きで決断を迫られるエピソードです。

    第14話:百億の賭け

    アメリカ近畿商事から東京本社に戻った壹岐(唐沢寿明)は、専務取締役として社長の大門(原田芳雄)に次ぐ地位に就きました。

    昭和45年12月、石油部長の兵頭(竹野内豊)が、イランで売りに出される鉱区の開発に挑戦したいと壹岐に直訴します。

    鉱区は兵頭が以前から注目していたサルベスタン鉱区であり、彼の熱意は非常に強く、壹岐は直ちに現地へ派遣する手配を行います。

    壹岐は大門に計画の概要や開発費用、予想される利益を報告し、慎重かつ迅速に準備を進めるよう指示します。

    大規模な投資と高いリスクを抱えながらも、未来を見据えて果敢に挑戦するエピソードです。

    第15話:邪魔者は消えろ!

    壹岐(唐沢寿明)は兵頭(竹野内豊)とともに、イラン・サルベスタン鉱区の情報をいち早く手に入れました。

    二人はすぐに日本石油公社総裁・貝塚(段田安則)に会い、近畿商事の単独入札と資金支援の了承を取り付けます。

    しかし、東京商事の鮫島(遠藤憲一)が五菱商事や五井物産と連携したため、入札は四社の共同戦となり、近畿商事の出資はわずか10%にとどまります。

    壹岐は、公社の援助に頼らず自社の力で挑む決意を固め、技術力と資金力のある海外企業の協力方法を模索します。

    激しい競争の中で道を切り開こうとするエピソードです。

    第16話:地獄からの招待状

    壹岐(唐沢寿明)は石油開発の入札に向け、他社連合から離れ、米国の独立系石油会社と組むことを決めました。

    社長は反対派の副社長を関連会社へ移し、壹岐の動きを後押しします。

    入札に備え、政治家の協力も取り付けようと奔走しますが、独自行動が新聞に報じられ、国内外から厳しい批判を受けます。

    国益を軽視していると非難される中、壹岐は冷静に状況を分析し、資金や技術の調整を進め、入札の成功を目指します。

    石油利権を巡る熾烈な戦いに挑むエピソードです。

    第17話:暗号と密約

    壹岐(唐沢寿明)は、イラン・サルベスタン鉱区の国際入札をめぐり、ライバル企業の動向を把握するために、重要人物との接触を試みます。

    協力者の尽力で面会の約束を取り付けますが、場所は過去の苦い経験があるモスクワに指定され、心理的な障壁が立ちはだかります。

    それでも、国際入札を成功させるために現地へ向かいます。

    一方、国内外の競合企業も独自の戦略を練り、入札に備えて各地から人材や情報を投入して、国際情勢と商社間の緊張が高まっていきます。

    利権を巡る緊迫した状況を描いたエピソードです。

    第18話:汚れた英雄

    近畿商事は、アメリカの独立系石油会社と提携してイラン・サルベスタン鉱区を落札し、掘削工事を開始しました。

    壹岐(唐沢寿明)が実質的に経営全般を指揮する立場となり、秘書や各部門を統括することで会社の舵を握ります。

    一方、石油部長だった兵頭(竹野内豊)は、エネルギー部門を担当する常務に昇進しました。

    鉱区では3本の井戸を掘ったが成果はなく、四号井の掘削にも多額の費用がかかっていました。

    成功と失敗の狭間で判断を迫られるエピソードです。

    第19話:約束の地(最終回)

    近畿商事は壹岐(唐沢寿明)を中心に、イラン・サルベスタン鉱区の掘削を進めてきました。

    4本の井戸で多額の費用を投じても成果は得られず、最後の望みである五号井では、ガス暴噴が発生し現場と連絡が途絶えます。

    壹岐は不安を抱えつつも、現場を指揮する兵頭(竹野内豊)の報告を受け、油の兆しを信じて掘削の再開を決断します。

    その後、五号井から微かな油の噴出が確認され、長年の挑戦がついに形になろうとしていました。

    一方、黄紅子(天海祐希)は琵琶湖でホテル建設の下見を行い、事業と夢を見据えます。

    多くの困難を乗り越えた壹岐たちは、新たな希望と責任を胸に、次の一歩を踏み出すのでした。

    経済戦線の挑戦と成長を描いた最終回のエピソードです。

    不毛地帯netflix相関図やキャスト一覧

    ドラマの主要登場人物(相関図)

    • 壹岐 正(唐沢寿明)旧日本軍の参謀として終戦を迎え、シベリア抑留を11年も生き抜いた男。すべてを失った状態から商社に入り、壮絶な過去と強烈な野心を胸に高度経済成長の荒波へ飛び込んでいく。
    • 壹岐 佳子(和久井映見)壱岐の妻。戦後の極貧生活、夫の長い不在、波乱の商社人生を静かに受け止め、陰で支え続ける存在。多くを語らずとも芯の強さと深い愛情を持ち、壱岐の唯一心安らぐ場所。
    • 壹岐 直子(多部未華子) 壱岐家の娘。高度成長期のただ中で青春を迎え、父の厳しい生き方と家庭の現実の狭間で揺れ動く。反発と尊敬のなかで自立していく。
    • 壹岐 誠(T.B.A.)壱岐家の息子。父とはまったく異なる価値観の時代を生きていく。戦争を知らない世代として、壱岐の人生と対照的な価値観を持つ。
    • 兵頭 信一良(竹野内豊)近畿商事の社員。壱岐の後輩で石油開発の新規事業に強い意欲を持つ。商社世界壹岐の良き理解者。
    • 川又 伊佐雄(柳葉敏郎)防衛庁の幹部。航空機導入問題の実務を担う中心人物で、現場主義と現実主義を併せ持つ切れ者。壱岐と何度も衝突しながらも、国家の安全と組織の論理の狭間で苦悩する官僚。
    • 貝塚 道生(段田安則)防衛庁の要職に就く官僚。政治・商社・防衛の利害が交錯する中で冷静に情勢を見極める調整役。表に出ないが物事の流れを掴む影の実力者。
    • 芦田 国雄(古田新太) 防衛庁関係者。豪放で謎めいた性格だが、裏の事情にも通じた重要人物。軽い言動の裏に、したたかな計算と情報網を持つ曲者。
    • 久松 清蔵(伊東四朗)政財界に影響力を持つフィクサー。政界・商社・防衛すべてに顔が利き、水面下で日本の進路に関わっていく存在。
    • 田原 秀雄(阿部サダヲ)毎朝新聞の記者。防衛問題と商社の癒着、政財界の闇を追い続けるジャーナリスト。執念深い取材力で核心へ迫っていく。
    • 浜中 紅子(天海祐希)高級クラブ・ル・ボアのママ。政財界の要人が集う社交場を取り仕切り、情報と人脈を自在に操る女性。壱岐の人生に静かな影響を与える存在。
    • 鮫島 辰三(遠藤憲一)東京商事の実力派幹部。近畿商事と激しく火花を散らすライバルで、壱岐と因縁の対決で冷酷非情な交渉と執念深さで追い詰める。
    • 谷川 正治(橋爪功) 旧日本軍の上官で、シベリア抑留時代の壱岐の指導者的存在。極限状況の中で部下を統率し、壱岐の思想や覚悟に深い影響を与えた。
    • 角田保(篠井英介)近畿商事の業務本部長。冷静沈着で戦略眼に優れ、社内外の交渉をまとめる調整役。時に厳しく意見をぶつける頼れる参謀的存在。
    • 竹村 勝(中丸新将)抑留所で壱岐と行動を共にした戦友。過酷な労働と飢えの中で助け合った仲間。
    • 秋津 紀武(中村敦夫) 旧軍幹部出身の政界の実力者。国家と軍、政治の中枢と深く関わり、戦後日本の権力構造を体現する人物。
    • 八束功(山崎樹範)近畿商事の有能な社員で、海外事業の調整や情報収集を担う。冷静で判断力に優れ、自らの判断で行動し、海外展開を支える。
    • 秋津 清輝(佐々木蔵之介)紀武の息子でエリート官僚。父の巨大な影と国家への忠誠心の狭間で葛藤する。
    • 秋津 千里(小雪)紀武の娘。気品と知性を備えた女性で、壱岐と深く惹かれ合い許されぬ関係と知りながらも壱岐を求め続ける。
    • 大門 一三(原田芳雄)近畿商事の社長。大胆不敵な経営判断で会社を世界へ押し上げる豪腕経営者。壱岐の実力を見抜き、重要案件を次々と任せる器の大きな人物。
    • 里井 達也(岸部一徳) 近畿商事東京支社長。航空機ビジネスを握る実務の中心人物で、壱岐を商社の中枢へ引き上げた恩人。
    • 兵頭 信一良(竹野内豊) 近畿商事の若手社員。理想と情熱を持ち、壱岐に敬意と対抗心を同時に抱く後輩。やがて商社マンとして岐路に立たされていく。
    • 松本 晴彦(斉木しげる) 近畿商事の幹部社員。営業と社内調整の両面で動く実務派で、空気を読みつつ組織を支える現場の要。
    • 峯 要(大高洋夫)近畿商事船舶部の部長。業務本部の指示に対して慎重な立場を取り、戦略的判断に基づき手配や行動を躊躇する場面がある。
    • 小出 宏(松重豊)近畿商事の営業マン。現場叩き上げタイプで、泥臭い交渉と行動力で結果を出していく。壱岐の厳しい指示にも食らいつく実直な男。
    • 海部 要(梶原善)近畿商事の社員。堅実で誠実な性格で、安定型人物。派手さはないが信頼は厚い。
    • 塙 四郎(袴田吉彦)若手商社マン。出世欲が強く、壱岐に強い刺激を受け、焦りや迷いを抱えて働く。

    『不毛地帯』の基本情報

    • タイトル:不毛地帯 
    • 原作:山崎豊子
    • 脚本:橋部敦子 
    • 放送局:フジテレビ
    • 配信期間:2009年10月15日〜2010年3月11日
    • 放送時間:木曜 22:00〜22:54
    • 再放送Netflix動画で2025年12月10日配信
    • 全話数:19話
    • 作品概要:第二次世界大戦でシベリア抑留を経験した元参謀の男が、戦後は商社マンとして再起し、経済成長期の日本を舞台に政治・防衛・財界が絡む巨大な利権と人間ドラマに挑んでいく。

    まとめ

    今回の記事では『不毛地帯』netflixあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧をお届けしました。

    戦後日本の復興と高度経済成長の裏側を舞台に、政界や財界、巨大企業の思惑が渦巻く中で、組織に生きる人間の信念と裏切りが交錯していくドラマです。

    理想と現実の狭間で引き裂かれながら進む主人公の姿は、時代を超えて胸に迫ります。

    さらに、商社、官僚、政界、報道の異なる立場を背負った人たちが複雑に関わり合い、静かな心理戦を繰り広げていく点も大きな見どころです。

    長編ドラマの「不毛地帯」のNetflix動画配信は12月10日から開始するのでぜひご覧ください。

    『不毛地帯』netflixあらすじ最終回と相関図やキャスト一覧をお伝えしました。

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