都会に暮らす久美子、のぶ代、香織の3人の女性が、恋愛と結婚の問題に直面していく昭和のドラマ『思い出づくり』がBS-TBSで再放送されます。
今回の記事では『思い出づくりドラマあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧まとめ!』をお届けします。
恋愛や友情だけでなく、社会規範の圧力と個人の自由の間で揺れる人間模様を描かれています。
男女の役割が固定されていた昭和の価値観が、彼女たちの日常や決断に影を落とした時代背景が見どころです。
思い出づくりドラマあらすじ最終回と相関図やキャスト一覧についてお伝えします。
思い出づくりドラマあらすじ最終回は?
再放送の山田太一氏の『思い出づくり』
— 山本渉@新刊『伝わるコツ』15万部突破『任せるコツ』著者 (@yamamotowataru_) February 10, 2024
ジェンダーイシューを描いた作品としてこれを超えたドラマが40年以上出てない。
キャラが魅力的で、問題提起しながらしっかりエンタメしている
『プロミシングヤングウーマン』『バービー』『ウーマントーキング』など海外での勢いが日本でも来るのか来ないのか pic.twitter.com/NVURpJQ1mh
第1話〜2話あらすじ
- 三人の出会いと旅行詐欺
- 父親世代との軋轢
- 旅行会社倒産と反撃
小田急ロマンスカーの客室乗務員・久美子(古手川祐子)、製菓会社勤めののぶ代(森昌子)、男性の多い職場で働く香織(田中裕子)の三人は、街頭アンケートをきっかけに7万円でヨーロッパ旅行に行ける説明会へ流れ込み、申し込んでしまいます。
悪酔いした久美子を香織の部屋で看病したことで三人の距離が縮まり、典夫(柴田恭兵)から領収書を受け取って淡い夢を重ねます。
香織は上京した父・信吾(佐藤慶)から嫁に行けと迫られ反発し、のぶ代も父・賢作(前田武彦)の嫌味や女性軽視の言葉に窮屈さを感じます。
久美子は典夫に返金を求めますが言い逃れされ、胡散臭さに惹かれている自分に気づきます。
やがて香織が旅行会社の倒産を発見し、消費者金融センターにも諦めるよう告げられた三人は、のぶ代が典夫の自宅を突き止め、包丁を手に三人で押しかけていきます。
第3話〜4話あらすじ
- 久美子への暴行
- 典夫の脅迫と対決
- のぶ代のチアガール
- 香織の退職決意
典夫(柴田恭兵)に部屋へ入れてしまった久美子(古手川祐子)は強引に関係を迫られ深く傷つきますが、香織(田中裕子)にも真実を隠したまま苦しみを抱えます。
典夫は脅迫めいた電話で久美子を追い詰め、のぶ代(森昌子)は典夫の嘲笑を胸にチアガールへ応募して人生を豊かにしようと踏み出し、香織は女性が報われない職場に限界を感じて退職を決意します。
上司が警察介入を示す中、久美子は自ら包丁を握って典夫宅へ向かい理由を問いただしますが、典夫が愛情ゆえの暴走だったと明かしても、久美子にはただの乱暴者の執着にしか映りません。
アパートに忍び込んだ典夫に追い詰められた久美子は近隣に通報を願い出るほど危機に陥ります。
のぶ代はチアガールを始めた変化を母・静子(坂本スミ子)に心配され、縁談相手の二郎(加藤健一)の執拗な好意にも心を重くします。
香織は取引先の岡崎勇(矢島健一)と好印象を抱きますが、課長・弥永(菅野忠彦)のセクハラが香織への未熟な感情からだったと明かされ、三人の背後に複雑な異性の影が揺らぎます。
第5話〜6話あらすじ
- 典夫との決着と誤算
- 香織と弥永の一夜
- のぶ代と二郎の縁談
- 男たちの本性が交錯
三人の前に現れた典夫(柴田恭兵)は久美子(古手川祐子)への想いを頭を下げて訴えますが逃げるように去り、のぶ代(森昌子)は二郎(加藤健一)を夕食に招いて縁談を断りますが、弟の茂(安藤一人)と二郎が接近する予想外の展開に。
香織(田中裕子)は岡崎勇(矢島健一)に違和感を覚えて断る一方、弥永(菅野忠彦)を介抱する流れで大人の関係へ踏み込んでしまいます。
久美子は典夫の元恋人・妙子(田中美佐子)に暴力を振るわれ、通報で駆けつけた警察の前で思わず典夫を庇ったことで事態が思わぬ方向へ動き始めます。
典夫は久美子が庇ったのは情からではないと知りながらも再びアパートに押しかけますが、久美子は妙子の脆さを理解した上で典夫に惑わされないよう助言します。
香織は弥永を呼び出して距離を置く理由を問いただしますが明確な答えは得られず、岡崎勇と接点を増やしていきます。
のぶ代は弟・茂が二郎のもとで更生を誓ったと知り背中を押し、出張帰りの二郎がのぶ代宅を訪れるも素っ気なく対応されて黙って帰り、典夫・二郎・茂・勇・弥永の本性が交錯します。
第7話〜8話あらすじ
- 久美子の退職と帰郷
- 典夫への父の制裁
- のぶ代と二郎の距離感
- 香織の父の過ち
連絡が取れなくなった久美子(古手川祐子)をのぶ代(森昌子)と香織(田中裕子)が探し、スナックで働いていることを突き止めます。
久美子は体裁のための会社勤めをやめ自立した生き方を選んだと語りますが両親に実家へ連れ戻され、後を追おうとする典夫(柴田恭兵)に対し父・武志(児玉清)が刃物を突きつけて近づかないよう強く迫ります。
香織のもとには父・信吾(佐藤慶)が見合いを勧めに訪れ、のぶ代の家には改心した弟・茂(安藤一人)が二郎(加藤健一)の人柄に救われた経験を語って家族に安堵をもたらします。
のぶ代の母が弟の更生を二郎に頼み、のぶ代と二郎は一日を共に過ごす中でかつての縁談とは異なる自然な距離感に互いが気づきます。
典夫の久美子への本気の想いを勇(矢島健一)が断言する一方、典夫の手紙は両親に読まれて新たな縁談が進められます。
元恋人の妙子(田中美佐子)が典夫のアパートを訪ねますが取り合わず、高熱で倒れた際に看病を受けます。
香織は父がホステスと女性問題を起こしたことを知らされ、老いへの不安と過ちを告白する父の弱さを責めずに静かに受け止めます。
第9話〜10話あらすじ
- 久美子の典夫への決断
- のぶ代の結婚決意
- 妙子の暴力騒動
- 香織の父と見合い
実家で暮らす久美子(古手川祐子)は典夫(柴田恭兵)が妙子(田中美佐子)と同棲していると聞かされ動揺し、典夫のもとを訪れて愛情が残っていると認めながらも、仕事も暮らしも定まらない相手とは将来を描けないと告げます。
のぶ代(森昌子)は弟・茂(安藤一人)の問題だけでなく二郎(加藤健一)の内面に心を動かされて結婚を決意し、香織(田中裕子)は父・信吾(佐藤慶)のホステス不倫騒動に怒りを紛らわせる母・静子(坂本スミ子)を気遣います。
のぶ代と二郎の結納が滞りなく終わりますが、高級ホテルで突然距離を詰めてくる二郎の態度にのぶ代は将来への不安を抱き始めます。
バーで働く久美子は典夫と妙子の別れを仲立ちしますが、怒りを抑えきれない妙子が店で暴力を振るい父・武志(児玉清)に連れ戻されます。
バーのマスターは典夫に責任ある向き合い方を忠告し、武志は娘を責めることなく静かに支え続けます。
香織は父に勧められた勇(矢島健一)を想像以上の人物だと感じ、信吾は勇の上司・松永(菅野忠彦)に二人を結びつけるよう力を貸してほしいと伝えます。
第11話〜12話あらすじ
- のぶ代の婚約解消騒動
- 久美子と典夫の同棲
- 典夫の再度の堕落
- 花嫁の化粧室立てこもり
婚約後に支配的になった二郎(加藤健一)の態度に戸惑ったのぶ代(森昌子)は婚約解消を両親に伝えますが、親族間の話し合いの末に結婚を受け入れざるを得なくなります。
典夫(柴田恭兵)が髪を切り溶接工として働く姿を見せた久美子(古手川祐子)は以前のアパートへ戻り同棲を決め、父・武志(児玉清)は娘の選択を否定せず静かに見送ります。
香織(田中裕子)は勇(矢島健一)との結婚に現実的な生活像が描けず迷いが残り、体裁を重んじる母・由起子(佐々木すみ江)と激しくぶつかります。
同棲を始めた久美子は典夫が会社を辞めて以前の仕事に戻ったと知り、情に流されながらも堕落した生活への恐れを抱き始めます。
準備期間わずか2週間で結婚式当日を迎えたのぶ代は命令口調で家政婦のように扱う二郎の変化に耐えきれず、追い詰められた末に香織と久美子と共に化粧室に立てこもり無言の抗議に踏み切ります。
親族や仲人は花嫁不在のまま挙式を強行しますが3人は出ようとせず、結婚適齢期の枠で人生を決められる社会への抵抗が拡大していきます。
第13話〜14話あらすじ(最終回)
- 父親たちの対立
- 典夫の失踪と久美子の妊娠
- のぶ代と二郎の再出発
- 香織の出会いとハワイ挙式
化粧室騒動の賠償金32万8000円をめぐり父親3人が料亭に集まりますが、信吾(佐藤慶)と武志(児玉清)が久美子の同棲をめぐって激しく対立し、武志が典夫(柴田恭兵)に定職を求めるも現実を見据えない姿が露呈して典夫は姿を消します。
のぶ代(森昌子)の両親は二郎(加藤健一)に結婚取りやめを伝えて泥酔して受け入れ、香織(田中裕子)は勇(矢島健一)の見合いで妥協を見透かされ断られ、三人が破局を迎えます。
しばらく親の監視下で別々に暮らした三人は東京のホテルで再会し、のぶ代は二郎のもとを訪れますが突き放され深く傷つきながらも本心を確かめ合い結婚します。
久美子は妊娠が判明し、姿を消していた典夫がホテルに現れて定職に就くことを条件に結婚します。
香織は強姦未遂に遭いますが難を逃れ、助けてくれたセスナパイロットの青山真一(根津甚八)と出会い、トントン拍子にハワイで挙式します。
三人はそれぞれ家庭を築いて子供を授かり、無我夢中で駆け抜けた日々が静かな思い出に変わりながら新たな人生を踏み出します。
思い出づくりドラマ相関図やキャスト一覧まとめ!
録画したムカーシのドラマ「思い出づくり」最終回だった。面白かった!
— Central 2718 (@gracefull002718) February 9, 2024
森昌子、この頃は歌も演技も上手だったのに何故…とつい思ってしまう。
ドラマの登場人物(相関図)
- 佐伯のぶ代(森昌子)下町育ちの素朴で内気な女性。製菓会社工場で働くしっかり者。詐欺まがいの旅行話に巻き込まれ自分の人生や幸せを追求して成長していく。
- 吉川久美子(古手川祐子)小田急ロマンスカーの客室乗務員。恋愛にも積極的で夢見がちな性格で、甘い言葉を信じやすく、詐欺の被害に遭ってしまう。
- 池谷香織(田中裕子)福島出身の現実派OL。男性に依存せず、自立志向の強い女性。詐欺事件に対しても感情的にならず、問題解決に向けて理性的に動く。
- 根本典夫(柴田恭兵)客引きをする軽薄な男。詐欺まがいの旅行会員募集に関わり、のぶ代たちを騙す側。口はうまいが、悪役ではなく人間臭さを持ち合わせている。
- 佐伯賢作(前田武彦)のぶ代の父親。典型的な昭和の頑固親父で、口は悪いが家族思い。娘の将来を心配するあまり、結婚や仕事に口出ししてしまう。
- 佐伯静子(坂本スミ子)のぶ代の母親で、支える肝っ玉母さん。夫とは対照的に物腰が柔らかく、娘の気持ちに寄り添う包容力がある。
- 佐伯茂(安藤一人)のぶ代の弟。頼りないが姉思いの性格。末っ子らしく甘えた部分もあり、のぶ代が家族のために自分を犠牲にしていることを感じている。
- 中野二郎(加藤健一)のぶ代の縁談相手。真面目で堅実な男性だが、条件重視の結婚観を持ち、相手の気持ちよりも世間体や安定を優先する。
- 吉川武志(児玉清)久美子の父親。地方で堅実に働いてきた実直な父で、娘の上京と自立を見守る立場。都会に染まる娘に寂しさを感じている。
- 吉川優子(谷口香)久美子の母親。家族思いで、娘の幸せを願う典型的な母親像。久美子の恋愛や仕事について心配しながらも、口うるさく干渉しない控えめな性格。
- 池谷信吾(佐藤慶)香織の父親。地方で家族を支えてきた厳格で娘に自立心を求める。感情を表に出すことは少ないが、内心では香織の将来を案じている。
- 池谷由起子(佐々木すみ江)香織の母親。静かで控えめな性格だが、誰よりも理解している存在。香織が東京で厳しい現実と向き合う中で、精神的な支えとなる。
- 池谷理一(岡本直樹)香織の兄。妹に対してやや過保護気味で、都会暮らしを心配している。現実的思考で、父と母の間に立って調整役を担う。
- 国枝妙子(田中美佐子)典夫の元恋人。過去に典夫と深い関係にあった女性で、突然再登場して男女関係の不安定さを感じさせる。
- 岡崎勇(矢島健一)課長の取引先の係長で香織を紹介され第一印象は好青年だが、哲学的に物事を捉えるため面白みに欠けるが、味わい深い人間像。
- 松永(菅野忠彦)香織の会社の課長。部下に厳しい一方で情にもろい。根は不器用で真面目だが職場の空気に流されやすく、弱さと誠実さが同居する。
- 古屋(平田満)久美子の勤務先の上司。香織が違法まがいに巻き込まれた時に上司の立場を守りながら彼女を案じる人情味をのぞかせる。
- 宮地車掌(福士秀樹)久美子が勤務するロマンスカーの乗務員の一人。何気ない言葉や態度で彼女を支え、都会で働く若者の象徴の一人。
- 大沢良一郎(名倉良)事件の核心に登場する人物。直接的な加害者ではないものの、社会の歯車の一部で事件を動かし、人間の弱さやずるさを体現する人物。
- 青山真一(根津甚八)自由な空を仕事場とするセスナのパイロットで、束縛を嫌いながらも誠実さを失わない性分。香織の強姦を助けたことで出会う。
『想い出づくり』の基本情報
- タイトル:思い出づくり
- 放送期間:1981年10月~12月
- 放送時間:毎週金曜 22:00~22:54
- 脚本:山田太一
- 再放送期間:2025年12月5日(金)
- 再放送時間:月曜~金曜 あさ7:00~7:54
- 放送局:BS-TBS
- 全話数:全14話
- 作品概要:
- 昭和の東京を舞台に、平凡なOL三人組が詐欺まがいの旅行話に巻き込まれながら、それぞれの恋愛、仕事、結婚、家族との関係に向き合い、自立した女性へと成長していく姿を描いた青春群像ドラマ。
まとめ
「愛情は決心してもつものじゃない、感じるものでしょ」
— 鈴木 ゆり@結婚相談所 久喜市開業 全国対応します (@c7bqR8gLHO41811) March 3, 2024
1981年 思い出づくりより
会って話して…感じる
ピピピ 赤い糸あるよね
3日は桃の節句🎎
確定申告をしてました#ドラマ #お雛様 #確定申告 pic.twitter.com/k0x8EGie6g
今回の記事では『思い出づくりドラマあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧まとめ!』をお届けしました。
本作は、脚本家の山田太一によるオリジナル作品として、人生と向き合う女性たちの内面を丁寧に描き出しています。
20代の森昌子さん、古手川祐子さん、田中裕子さんが等身大のOLを演じ、当時の視聴者は憧れを抱いていました。
演じた俳優陣はすでに還暦を過ぎています。
結婚が幸福の到達点とみなされた時代に、仕事や都会生活で磨いた能力が必ずしも評価されない矛盾、親子や地域の期待が個人を締め上げる構図がドラマで描かれます。
昭和の街並みや職場の空気感も懐かしく、この時代の良さも振り返ることができます。
「自立とは何か?」「幸せとは何か?」を親目線・子供目線・恋人目線で楽しめるドラマ展開です。
有料の動画配信でも視聴できますが、BS-TBSでは早朝7時から12月5日から視聴できるのでぜひ録画してご覧ください。
思い出づくりドラマあらすじ最終回と相関図やキャスト一覧についてお伝えしました。

