2025年の年末から再放送が始まる『時間ですよ 第2シリーズ』は、昭和の下町を舞台に、人々の日常と人間関係を描いた長編ドラマです。
今回の記事では、『時間ですよ第2シリーズ』再放送あらすじ最終回までと相関図や出演者をお届けします。
一話ごとの事件や笑いにとどまらず、登場人物たちの性格や関係性が少しずつ積み重なる構成が特徴で、回を重ねるごとに人物像が深まっていきます。
再放送では、細やかな心理描写や、人と人との距離感の変化を改めて味わえるのも大きな見どころです。
『時間ですよ第2シリーズ』再放送あらすじ最終回までと相関図や出演者についてお伝えします。

観たいエピソードに目次をタップすると簡単にあらすじに飛びます!
『時間ですよ第2シリーズ』再放送あらすじ最終回は?
キイハンターの次回ゲストを見て浮かんだ、ドラマ『時間ですよ』第2シリーズ第22話(シリーズ総合第52話)に出演の渚まゆみさん。因みに大原麗子さんの出演回でもありました。 pic.twitter.com/7pqfoCose7
— Hirosh! (@sonnnahiroshini) November 1, 2025
第1話あらすじ
五反田の銭湯「松の湯」を営む松野家では、生まれてくる孫の命名を依頼するため、女将のまつ(森光子)が留守にしていました。
頼りない亭主の祥造(船越英二)は酒を飲みに出かけて、息子の一郎(松山英太郎)にも急な仕事が入ってしまいます。
結局、妊娠中の身である嫁の芙美(松原智恵子)が一日中番台に座ることになり、翌日、階段で足を踏み外していた芙美が激しい腹痛に見舞われ、流産する悲しい結末を迎えます。
深い悲しみに沈む松野家でしたが、数日が経つと一郎が突然、風呂屋を継がないと言い出し驚かせるエピソードです。
第2話あらすじ
祥造(船越英二)の叔母であるすみ(細川ちかこ)が松野家を訪ねてきましたが、実の息子夫婦に冷たくされた腹いせに、一郎(松山英太郎)と芙美(松原智恵子)の夫婦にも嫌味ばかり言ってきます。
何を言われても我慢していた一郎でしたが、ついに堪忍袋の緒が切れてしまい、すみと激しく言い合いになります。
翌日、自分の言動を反省したすみは静かに松野家を後にしますが、この騒動を機に一郎と芙美が両親を思う誠実な心がまつ(森光子)と祥造に伝わり、二人は深く安堵するのでした。
親族との諍いが思いがけず若い夫婦の親孝行な心を浮き彫りになるエピソードです。
第3話あらすじ
※リアルタイムで追記
第4話あらすじ
芙美(松原智恵子)は松の湯の仕事を手伝いたいと思っていますが、一郎(松山英太郎)の手前何もできずに悩んでいます。
ある日、まつ(森光子)の代わりに芙美が番台に上がると、一郎は激しく怒ります。実家に帰ると言い出した芙美に、一郎は自分が幼い頃に味わった寂しさを我が子には経験させたくない切実な思いを語ります。
仕事に打ち込む親の背中を見て育った一郎の複雑な心情と、家業を手伝いたい芙美の思いが交錯する若い夫婦のエピソードです。
第5話あらすじ
一郎(松山英太郎)が友人からコーヒーカップを6個もらってきますが、家族で分けると祥造(船越英二)の分だけが足りないことに気付きます。
同じ頃、商店街から祥造に広告制作の依頼が舞い込んできて、祥造は広告作りに没頭していきます。
しかし、仕事に熱中するあまり、いつも欠かさず行っている時計を正午に合わせる作業を忘れ、銭湯に混乱が生じます。
コーヒーカップの不足から始まり、まつ(森光子)や芙美(松原智恵子)も巻き込まれながら、仕事に没頭する祥造の姿と家族の中で、立ち位置が交差していくエピソードです。
第6話あらすじ
一郎(松山英太郎)が係長に昇進し、まつ(森光子)は息子の出世を祝って嫁の芙美(松原智恵子)にも指輪を贈りますが、これはかつて祥造(船越英二)からまつが贈られた品でした。
ところが鑑定に出してみると、まつが高価だと信じていた指輪は実際には非常に安価な物であることが判明し、祥造が嘘をついていたことを知ります。
長年大切にしてきた指輪の真実が明らかになり、裏切られた思いを抱えるまつの苛立ちと夫婦の間に気まずい空気が流れ信頼関係を揺るがすエピソードです。
第7話あらすじ
小料理屋の女将であるりん子(鈴木紀子)は店の立ち退き問題で深く悩み、日に日に元気を失っています。
親身になった祥造(船越英二)は親切心から相談に乗っていましたが、祥造とりん子が親しく接している様子を知ったまつ(森光子)は不安になり、嫉妬心を募らせます。
感情的になった二人は激しいケンカになり、祥造は腹を立てて一晩家を出ますが、りん子の困難な状況に善意で手を差し伸べた祥造の行動がまつの疑念を招く結果となり、夫婦の間に深い溝が生じていきます。
気持ちのすれ違いが浮き彫りになるエピソードです。
第8話あらすじ
従業員のサチコ(西真澄)が突然松の湯を辞めると言い出しますが、同じ頃店の客たちからも財布を盗まれた訴えが相次ぎ、サチコは責任を取って辞めると申し出ます。
実際には、田舎のおじさんがサチコを連れ戻しに来ることが判明し、辞職の本当の理由が明らかになっていきます。
盗難騒動とサチコの家庭事情が重なり、まつ(森光子)や祥造(船越英二)たちは困惑しながらも、一郎(松山英太郎)と芙美(松原智恵子)とともに事態の解決に向けて動き出します。
家族の事情と銭湯で起きた騒動のエピソードです。
第9話あらすじ
まつ(森光子)の小学校時代の同級生である倉沢(池部良)が突然訪ねてきますが、実は倉沢は小学校への寄付金を募ると称して金をだまし取る詐欺師でした。
倉沢の正体を知らないまつは久しぶりの再会に一日中浮かれていますが、真実を知った祥造(船越英二)や芙美(松原智恵子)は、喜ぶまつを見て倉沢の正体を明かすのをためらいます。
一郎(松山英太郎)も加わり、家族はまつに真実を告げるべきか否か葛藤しますが、幸せそうな表情を前に言い出せずにいます。
家族の優しさと詐欺師の冷酷さが対比するエピソードです。
第10話あらすじ
健(堺正章)の先輩であるデザイナーの秋山(林隆三)が突然訪ねてきて、のぞき星ルックを売り込もうとしますが、恋人の百合子が追いかけてきて、お腹に秋山の子供がいることが判明します。
秋山は羽振りの良い振りをしていますが、実はのぞき星ルックは販売元で全てキャンセルして投資金500万円の問題を抱えて一人でロンドンに逃げようとしていました。
華やかな外見とは裏腹に、借金と責任から逃れようとする秋山の姿に、まつ(森光子)や祥造(船越英二)たち松野家は戸惑いを隠せず、健も先輩の窮地に複雑な思いを抱きます。
責任の重さが交錯するエピソードです。
第11話あらすじ
一郎(松山英太郎)が久しぶりに番台に座っていますが、八王子への転勤を控えた一郎が思い出作りのため番台に座る姿を見て、松の湯はいつもの活気を失っています。
方、健(堺正章)はマリ(天地真理)に恋人がいると知って落ち込み、祥造(船越英二)は、一郎たちの新居の掃除を健に頼みます。
マリのことが気になる健は掃除もせずに酒を飲み始め、夜中まで大騒ぎしてしまいます。
一郎の転勤と健の失恋が重なり、まつ(森光子)や芙美(松原智恵子)も複雑な思いを抱えながら、家族の転機と若者の悩みが露呈します。
人生の節目と、恋に悩む若者のエピソードです。
第12話あらすじ
芙美(松原智恵子)の実母が入院し、芙美が看病に出かけたことで、まつ(森光子)は久しぶりに一郎(松山英太郎)の世話ができると張り切ります。
しかし一郎の態度はそっけなく、まつは落胆し、子どもは成長とつまらないと祥造(船越英二)に愚痴をこぼします。
息子の世話を焼きたい母の思いと、大人になった息子との距離感に戸惑うまつの心情が浮き彫りになります。
健(堺正章)も交えながら家族の会話が続く中で、親子の距離が変化していくエピソードです。
第13話あらすじ
仕事の取引で失敗し精神的に追い詰められた一郎(松山英太郎)は、勤め先を辞めると言い出します。
落ち込む一郎でしたが、まつ(森光子)と祥造(船越英二)が銭湯での客とのトラブルを懸命に解決しようと奔走する姿を目の当たりにし、両親の姿に心を動かされます。
芙美(松原智恵子)や健(堺正章)も見守る中で、困難から逃げようとしていた一郎は両親の背中から学び、再び仕事を継続する決意を固めます。
努力を重ねる両親の姿から勇気をもらい、逃げずに立ち向かうエピソードです。
第14話あらすじ
一郎(松山英太郎)が連日麻雀で帰りが遅くなり、見かねた健(堺正章)が注意を促しますが、健はすっかり調子に乗って様々な口出しを始めます。
一郎が、家族同然でも血縁ではないのだから余計な心配は無用だと告げると、健は言葉の重みに打ちのめされます。
まつ(森光子)や祥造(船越英二)、芙美(松原智恵子)も事態を気にかける中で、一郎の発言に傷ついた健の心情と、血のつながりを超えた関係性を考えさせられる展開が続きます。
善意からの助言が予期せぬ衝突を生み、関係性が揺れ動くエピソードです。
第15話あらすじ
杉山巡査(曾我廼家一二三)が浜子(樹木希林)に縁談話を持ち込みますが、相手は駅前の大松の湯を営む主人(犬塚弘)で、優しい人物だと聞いて周囲は賛成するものの、浜子は決心がつかずにいます。
大松が働きぶりを見に訪れると気に入った様子で、次の休みに一緒に出かける約束を取り付けますが、まつ(森光子)と祥造(船越英二)には何か引っかかるのです。
浜子の結婚話が進展していきますが、まつと祥造の不安げな様子が影を落とすエピソードです。
第16話あらすじ
祥造(船越英二)は経済的な理由からと健(堺正章)に辞めてほしいと告げますが、実際は、健の両親から受験まで仕事を辞め勉強に集中させたいと手紙に書かれていたからでした。
真相を知ったまつ(森光子)と一郎(松山英太郎)、芙美(松原智恵子)は、健の将来を思い心を鬼にして辞めさせます。
健を思う松野家の優しさと両親の願いが交錯し、若者の将来を案じる家族の愛情のエピソードです。
第17話あらすじ
元気のないサチコ(西真澄)が健(堺正章)に人生観を問いかけると、健も影響を受けて沈み込んでしまい、慰めようとする祥造(船越英二)も、人生観で考え込んで落ち込んでいきます。
サチコの悩みが健に伝わり、健の落ち込みが祥造にまで波及する様子は連鎖反応のように松野家全体に広がります。
田舎からの便りで気力を取り戻し、健もマリ(天地真理)との交流で立ち直りますが、祥造だけは沈んだままでいます。
祥造の複雑な心境だけが残されるエピソードです。
第18話あらすじ
近所で肺がんにより亡くなった人が出たことで祥造(船越英二)は禁煙を強いられ、他の家族も好きな物を断つことになりますが、日が経つにつれて皆イライラし始めます。
まつ(森光子)は家族の張り詰めた空気に耐えられなくなり、一郎(松山英太郎)や芙美(松原智恵子)、健(堺正章)も我慢を続ける中で、互いの苛立ちが募っていきます。
健康を気遣って始めた禁欲生活が家族の関係に亀裂を生み、まつは家族の幸せとは何かを考えさせられます。
善意から始まった決断が家庭の調和を乱すエピソードです。
第19話あらすじ
釜場に切り替え電話が設置され、健(堺正章)やサチコ(西真澄)は喜んで思いを寄せる相手に頻繁に電話をかけています。
一方でまつ(森光子)と祥造(船越英二)は些細なことで口論になり、互いに意地を張り、夫婦の関係は冷え込んだままです。
ある日、杉山(曾我廼家一二三)夫婦が松野家を訪れ、給料の使い込みを巡って激しく言い合いを始めます。
一郎(松山英太郎)や芙美(松原智恵子)も巻き込まれながら、まつと祥造は他人の夫婦喧嘩を目の当たりにして、夫婦関係について考えさせられます。
すれ違う夫婦の心が交錯するエピソードです。
第20話あらすじ
祥造(船越英二)はかつて松の湯でボイラーマンをしていた竹山から仲人を依頼され張り切って帰宅すると、一郎(松山英太郎)が銀座のホステス3人に送られて帰ってきた上、歳暮の数でも負けており、祥造は劣等感を抱きます。
酒に酔った一郎は調子に乗り、一流企業に勤めている身でありながら一介の風呂屋に仲人を頼む竹山の神経が理解できないと暴言を吐きます。
まつ(森光子)や芙美(松原智恵子)、健(堺正章)も困惑する中で、父と息子のプライドが激しく衝突し、家族の間に険悪な空気が流れます。
息子の軽蔑的な言葉の間で傷つく祥造のエピソードです。
第21話あらすじ
かつて松の湯で働いていた丑松(河津清三郎)が久しぶりに姿を見せ、入院中の妻に金が必要だと打ち明けます。
まつ(森光子)と祥造(船越英二)は昔の縁を思い、丑松を再び雇うことにしますが、窮地に立たされた丑松は、客の持ち物に手を出してしまいます。
一郎(松山英太郎)や芙美(松原智恵子)、健(堺正章)も含め、松野家の人々は丑松を温かく受け入れ変わらぬ優しさに接するたび、丑松の心は罪悪感で押し潰されます。
耐えきれなくなった丑松が覚悟を決めるエピソードです。
第22話あらすじ
忘年会に参加した祥造(船越英二)は芸者・金太郎(大原麗子)とと出会い、調子に乗って独身だと嘘をつきます。
話を真に受けた金太郎は翌日祥造に会いに訪れ、真相を知ったまつ(森光子)は激怒しますが、金太郎と話すうちに意気投合し、友人関係を築いてしまいます。
健(堺正章)は万引きの濡れ衣を口実に迫ってくる女性に困惑し、一郎(松山英太郎)や芙美(松原智恵子)も巻き込まれます。
祥造の嘘と健を巡る策略が同時進行するエピソードです。
第23話あらすじ
年末が近づき松の湯では大掃除が行われる中、健(堺正章)はバスの中でお金を貸したまさ子(いしだあゆみ)に返済を受けるため会うことになります。
二人は親しくなり楽しい時を過ごしますが、突然帰ると告げたまさ子を、健は諦めきれずに追いかけます。
まつ(森光子)や祥造(船越英二)、一郎(松山英太郎)、芙美(松原智恵子)は大掃除に追われる中、健の不在に気付きます。
年の瀬の慌ただしさの中で、まさ子に惹かれますが、突然の彼女の変化に戸惑ってしまう健のエピソードです。
第24話あらすじ
従業員たちに楽しんでもらおうとまつ(森光子)は忘年会を企画して準備をしますが、芙美(松原智恵子)は一郎(松山英太郎)の会社の忘年会へ出かけ、サチコ(西真澄)は保証人の女将の看病に行ったまま戻りません。
祥造(船越英二)は徳一(江戸家猫八)夫婦の喧嘩の仲裁に向かい、健(堺正章)はマリ(天地真理)の家での忘年会へ何も言わずに出かけてしまいます。
まつと浜子(樹木希林)は二人で待ち続けることになります。
せっかく準備した忘年会に誰も集まらず、まつの善意と努力が空回りするエピソードです。
第25話あらすじ
松の湯は正月を迎えて活気がありますが、一郎(松山英太郎)が正月から仕事で、夜中に帰宅でするため芙美(松原智恵子)の元気がありません。
1月4日に予定していた新年会を一日延期しますが、一郎は夜中に帰ったため、まつ(森光子)は怒って家に入れません。
祥造(船越英二)や健(堺正章)、浜子(樹木希林)も見守る中で、新年の華やかな雰囲気とは裏腹に、若夫婦の寂しい正月と家族の不満が募っていきます。
仕事に追われる一郎と怒りを示すまつのエピソードです。
第26話あらすじ
まつ(森光子)は風邪をこじらせて熱を出し倒れますが、一郎(松山英太郎)も祥造(船越英二)も冷淡な態度を取ります。
健(堺正章)だけが優しくしてくれると漏らすと、以前二人が口にしていた養子縁組の話を真剣に受け止め始めます。
芙美(松原智恵子)や浜子(樹木希林)も様子を見守る中で、家族から労われず孤独を感じるまつの心情と、健が松野家の正式な一員になる可能性が現実味を帯びていきます。
血のつながりを超えた家族の形を模索するエピソードです。
第27話あらすじ
祥造(船越英二)と一郎(松山英太郎)が内緒でキャバレーのホステスの就職先を探している中、健(堺正章)は鼻血が止まらず耳鼻科を受診します。
浜子(樹木希林)は質屋の若旦那・釜田(かまやつひろし)にネクタイを贈りますが拒絶され、傷ついた彼女は八つ当たりで祥造、一郎、健の行動を問題視し、まつ(森光子)や芙美(松原智恵子)を巻き込んで松の湯全体を騒動に陥れます。
浜子の怒りが、全体を混乱させるエピソードです。
第28話あらすじ
浜子(樹木希林)と芙美(松原智恵子)が痴漢被害に遭う一方で、祥造(船越英二)と健(堺正章)は徳一(江戸家猫八)から借りた卑猥な雑誌の切り抜きに夢中になっています。
松の湯に来ていた男が倒れてしまい、浜子は犯人だと思い込んでその男を痴漢と決めつけます。
まつ(森光子)や一郎(松山英太郎)も巻き込まれて騒ぎは大きくなりますが、結局その男は痴漢ではないことが判明し、浜子は深く反省します。
家族全体を巻き込んだ騒動エピソードです。
第29話あらすじ
まつ(森光子)は自分に頼り切っている祥造(船越英二)や家族、従業員に喝を入れるため4、5日富山に行くと告げて姿を消しますが、実際には家の中に潜んで家族を試していました。
一郎(松山英太郎)や芙美(松原智恵子)、健(堺正章)、浜子(樹木希林)は幽霊の正体がまつだと知り驚愕します。
混乱が続く中、たき(飯田蝶子)が客の秘密を近所に言いふらしたため、怒った客が怒鳴り込んできます。
まつの策略と幽霊騒動のエピソードです。
第30話あらすじ
サチコ(西真澄)は自分の容姿に自信が持てず深く悩んで落ち込んでおり、見かねた健(堺正章)が声を変えて岡山と名乗り電話でデートに誘います。
健は代役を立ててデートを実現させようと画策しますが、肝心の代役が現れず途方に暮れます。
まつ(森光子)や祥造(船越英二)、一郎(松山英太郎)、芙美(松原智恵子)も事態を把握し、健の善意から始まった計画が思わぬ方向へ進んでいきます。
健の優しさと、窮地に立たされるエピソードです。
第31話あらすじ
祥造(船越英二)がつるの湯の閉店を知らせ、松の湯も将来を案じている折、健(堺正章)は近隣企業の従業員に風呂を利用してもらう案を考えつきます。
社長の大山(太宰久雄)の承諾を得て安堵した矢先、浜子(樹木希林)が小山(小坂一也)を巡り社長令嬢と争いを起こし、大山が松の湯へやってきます。
まつ(森光子)や一郎(松山英太郎)、芙美(松原智恵子)も心配する中、健が苦労して築いた商談が浜子の騒ぎで危機に晒されます。
家族の将来が揺れ動くエピソードです。
第32話あらすじ
健(堺正章)が女性を連れて朝帰りし、まつ(森光子)から5千円借りて女性をタクシーで帰そうとしますが、彼女は一夜を共にした責任は金で済む問題ではないと訴えます。
動揺した健は責任を取らなければならないと考え、結婚や将来のことまで口にしたため、松野家は大騒ぎになります。
祥造(船越英二)や一郎(松山英太郎)、芙美(松原智恵子)、浜子(樹木希林)も動揺する中、まつは健に簡単に決断しないで相手に謝罪すべきだと伝えます。
健の軽率な行動の刈り取りエピソードです。
第33話あらすじ
松の湯に5日間、開店から閉店まで居座り続け弁当まで食べる老人が現れますが、正体は番台よもやま話の著者で江戸時代から続いたざくろ湯の主人である林田(森雅之)でした。
ざくろ湯は取り壊されてしまい、林田は残された釜場で余命わずかな日々を送っていたのです。
事情を知ったまつ(森光子)は林田を松の湯に招いて番台を任せ、祥造(船越英二)や一郎(松山英太郎)、芙美(松原智恵子)、健(堺正章)、浜子(樹木希林)も温かく迎え入れます。
銭湯文化の継承を考えさせられるエピソードです。
第34話あらすじ
祥造(船越英二)は最近体調が優れず、自分も癌ではないかと疑い始め、身の回りの整理を始めます。
まつ(森光子)は祥造の様子がおかしいことに気付き、尾行して病院まで追いかけますが、祥造の思い込みが判明します。
同じ日、健(堺正章)の合格発表がありますが、健は再び不合格の結果に終わります。
一郎(松山英太郎)や芙美(松原智恵子)、浜子(樹木希林)も気落ちする中で、祥造の病気の心配と健の不合格が重なり、松野家に重苦しい空気が漂うエピソードです。
第35話あらすじ
最近芙美(松原智恵子)の様子が少しおかしいことにまつ(森光子)と祥造(船越英二)が気付く中、隣に住むマリ(天地真理)が母の看病のため田舎に帰ることを知った健(堺正章)はショックを受けます。
さらに祥造は一郎(松山英太郎)から、大阪に新しく支店ができて支店長として転勤が決まったと知らされます。
浜子(樹木希林)やサチコ(西真澄)も驚く中で、芙美の変化、マリの帰郷、一郎の転勤の出来事が重なり、松野家に大きな転機が訪れます。
家族の別れと新たな門出が交錯し、松の湯を巡る人々の未来が動き出す最終回のエピソードです。
『時間ですよ第2シリーズ』相関図や出演者も!
時間ですよ 第2シリーズ
— amfc staff (@amfcstaff) December 17, 2025
BS-TBSおよびBS-TBS4K
2025年12月31日水曜日から放送
あさ7:00〜7:54
是非ご覧下さい!
日本テレビドラマの
大人気ドラマの一つに数えられる
屋根の上でのケンちゃんとマリちゃんの名シーンは必見です!#天地真理#堺正章#森光子#時間ですよhttps://t.co/dVwrB4lFdl
ドラマの登場人物(相関図)
- 松野まつ(森光子)人の世話を焼くことを自然に引き受ける性格で、明るく前向きな気質を持つ。感情表現が豊かで、喜怒哀楽を隠さず表に出す一方、他人の弱さには寛容で、相手を思いやる柔らかさも併せ持つ。
- 松野祥造(船越英二)物静かで感情を表に出すことは少ないが、内面には強い責任感と誠実さを備えている。理性的に物事を考える一方で、譲れない部分では頑固さを見せる不器用な性格。
- 松野一郎(松山英太郎)真面目で融通が利かないところがあり、自分に対して厳しい性格。責任感が強く、周囲の期待を背負い込みやすいため、内心では迷いや葛藤を抱え込みやすい一面を持つ。
- 松野芙美(松原智恵子)落ち着いた物腰で感情を表に出さないが、内には強い意志を秘めている。周囲に流されず、自分なりの価値観を大切にする芯のある性格で、静かな強さがにじみ出ている。
- 児島浜子(悠木千帆)感情の起伏が激しく、思ったことを言葉や態度に表す性格。恋愛に対しても一直線で、傷つくことを恐れず突き進む反面、寂しさを抱えやすい。※改名後は樹木希林
- 宮崎健(堺正章)明るく軽やかな振る舞いが特徴で、場の空気を重くしない性格。自由を好み束縛を嫌うが、仲間には情が深く、困っている人を放置しない。
- 福井サチコ(西真澄)素直で真面目な性格だが、自分に自信が持てず戸惑うことが多い。失敗を恐れながらも努力を重ね、周囲の期待に応えようとする。
- トミ子(紀比呂子)物事をはっきり言うさっぱりした性格で、感情に流されにくい現実的な気質。人付き合いは程よい距離感を保ちつつも、根は情に厚い。
- マリ(天地真理)純粋で素直な心を持ち、物事を前向きに受け止める性格。夢や憧れを大切にし、周囲の影響を受けやすく、自分の気持ちに正直に行動する。
- 亀井徳一(江戸家猫八)飄々とした態度で物事に執着しない性格。冗談めいた言動が多いが、実は周囲をよく観察しており、空気を読む感覚に長けている。
- 亀井はる(近松麗江)控えめで物静かな性格。自己主張は少ないが、周囲との調和を大切にし、穏やかな態度で人と接する包容力を持つ。
- 杉山警官(曾我廼家一二三)几帳面で真面目だが、どこか抜けたところのある性格。規律を重んじる一方で、人情にも弱く、感情が表に出やすい。
- ミヨ子(姫ゆり子)気が強く、思ったことを遠慮なく口にする性格。感情表現が激しいが、裏表がなく、身近な人に対しては面倒見の良さも見せる。
- りん子(鈴木紀子)さばさばとした性格で、人付き合いが上手。細かいことにこだわらず、物事を大局的に捉える一方、困っている人には自然と手を差し伸べる。
- トン子(藤園貴巳子)素直で従順な性格。周囲の空気を読みながら行動し、役割を黙々とこなし真面目。
- 釜田(かまやつひろし)束縛を嫌い、自由を好む気質。物事に深く踏み込みすぎず、軽やかな距離感で人と関わるが、内心では孤独を抱えやすい。
- 健の友達(はしだのりひこ)感受性が豊かで、自分の世界観を大切にする性格。流行や周囲に左右されにくく、感情を音楽や言葉で表現する。
- 健の友達(岸部シロー)冗談好きで、常に場を和ませようとする性格。軽い印象を与えるが、対人関係では空気を読む。
- 正司敏夫(正司玲児)感情的になりやすく、思ったことをすぐ口にする性格。短気だが引きずらず、感情の切り替えが早い。
- 正司玲子(正司敏江)自己主張が強く感情を抑えない性格で勝ち気で負けず嫌いだが、身内意識が強く情に厚い。
- たき(飯田蝶子)落ち着いた物腰で、物事を冷静に見つめる性格。感情に流されず、経験を重視する。
- すし幸(下川辰平)無口で頑固な性格。自分の信念を曲げない一方、誠実で不器用ながら筋を通す。
『時間ですよ第2シーズン』の基本情報
- 原作:オリジナルドラマ
- 脚本:向田邦子/松田暢子/小松君郎/柴英三郎
- 放送局:TBS
- 放送年:1971年
- 再放送:BS-TBS 午前7:00〜
- 放送日:2025年12月31日〜
- 全話数:全35話
- 作品概要:
東京・五反田の銭湯「松の湯」を舞台に、人情味あふれる人々の暮らしを描いたホームドラマ。笑いと涙を織り交ぜながら、昭和の下町で暮らす家族や周囲の人々の交流を温かく描く名作シリーズ第2弾
まとめ
【ちょっと一興😉】
— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) November 26, 2025
モノクロ(番宣用)▶カラー
ドラマ『時間ですよ』(第1シリーズ)
〔TBS/1970年放送〕より
(右から)#船越英二 #森光子 #松原智恵子 pic.twitter.com/utDGCZX4cB
今回の記事では、『時間ですよ第2シリーズ』再放送あらすじ最終回と相関図や出演者をお届けしました。
ドラマが放送された当時、視聴者から高い評価を受けていたのは、面白さに加えて、俳優陣の自然な存在感でした。
森光子さんやレギュラー出演者は、日常の延長線上にいるような芝居で親しまれ、近所の人々の暮らしをのぞき見ているようだと感じた視聴者も少なくなかったようです。
悠木千帆さん(後の樹木希林)や堺正章さん俳優の個性も回を重ねるごとに際立ち、人物像が記憶に定着していきます。
30話以上をかけて描かれることで、小さな感情の変化や価値観の揺れが自然に伝わり、気づいた時には人物の一人ひとりに愛着が生まれている点が長編作の大きな魅力です。
1話ごとに強い起伏や結末を求められる現代作品とは異なり、日常の出来事や何気ない会話を積み重ねで登場人物の性格や関係性がゆっくりと深まっていきます。
大晦日の3日朝7時から再放送されるので、ご覧ください。
『時間ですよ第2シリーズ』再放送あらすじ最終回と相関図や出演者をお伝えしました。
- スロウトレインドラマ相関図やキャスト一覧を年齢や顔画像付きで紹介!
- 対岸の家事ドラマ相関図やキャスト一覧を年齢や顔画像付きで紹介!
- わが家は楽しドラマ2025キャスト一覧は?あらすじネタバレや見逃し配信は?
- キツイ奴らドラマ再放送あらすじは?相関図やキャスト一覧ご紹介!
- 突然の明日ドラマ再放送あらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧まとめ!
- 金曜日の妻たちへ3再放送ドラマ相関図やキャスト一覧を年齢や顔画像付きで紹介!
- 隠蔽捜査ドラマ再放送あらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧まとめ!
- ありがとう第1シリーズドラマ再放送あらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧まとめ!
- 【再放送】誰にも言えないドラマ相関図やキャスト一覧を年齢や顔画像付きで紹介!
- 高原へいらっしゃい田宮二郎ドラマ再放送あらすじ結末は?キャスト一覧まとめ!
- 思い出づくりドラマあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧まとめ!

