昭和を代表する俳優で、端正な顔立ちと知的な雰囲気で映画やドラマに出演した田宮二郎さんの家族背景が気になります。
今回の記事では『田宮二郎の妻や長男次男現在は?プロフィールや若い頃恋人まとめ!』をお届けします。
彼は家庭においても誠実で、夫としても父としても、真面目すぎるほど真剣な人だったと言われています。
心の奥では孤独と葛藤を抱えていた俳優・田宮二郎の妻や長男次男現在とプロフィールや若い頃恋人もお伝えします。
田宮二郎の妻や長男次男現在は?
田宮一家 家族団欒
— らうおう2 (@am_kydi) January 31, 2018
田宮二郎さんはとっても子煩悩
笑顔が素敵 pic.twitter.com/SUnS3xG9de
妻・藤由紀子のプロフィール
- 生年月日:1942年12月17日(享年80歳)
- 出身地:東京都江東区亀戸
- 学歴:松竹音楽舞踊学校
- 芸能経歴:
- 1961年に松竹に入社
- 1962年に松竹を退社後、大映に入社し「黒シリーズ」の映画に出演。清楚で上品な雰囲気が魅力。
- 結婚:1965年5月結婚
- 馴れ初め:
- 大映での共演を通じて親交を深め、互いに仕事に対する真摯な姿勢に惹かれる
- 家庭・晩年:
- 外国人向けマンションをオーナー運営
- シングルマザーで育児に専念
- 2012年には脳出血を経験した
長男・柴田光太郎のプロフィール
- 生年月日:1966年1月13日(59歳)
- 学歴:学習院大学大学院
- 職歴:学習院中等科・高等科で英語教師
- 芸能活動:
- 父の影響から芸能界へ。
リポーターや俳優としてテレビ番組に出演しながら、大学受験の指導にも携わり幅広く活動。 - 現在活動:
- 学校で国語教師として教壇に立ち、教育関連の講演会やメディアにも出演。
- エピソード:
- 2019年には心臓弁膜症と高血圧で入院するが、現在は通院を続けながら教育現場で精力的に仕事を続けている。
次男・田宮五郎のプロフィール
- 本名:柴田 英晃
- 生年月日:1967年1月13日(享年47)
- 学歴:東京農業大学
- 経歴
- 飲食業や造園業など複数の職を経験
- 39歳のときに俳優活動を開始
- 代表作は『信長のシェフ』『科捜研の女』
- エピソード:
- 2012年くも膜下出血で長期のリハビリ生活を送り、当時交際中の女優・浅野ゆう子が看病。
- 2014年再び体調を崩し、47歳の若さで逝去。
田宮二郎のプロフィール
山崎豊子と田宮二郎のコラボ。『女の勲章』の八代銀四郎、『女系家族』の梅村芳三郎、『白い巨塔』の財前五郎、『華麗なる一族』の美馬中、どれも「仕事できるオレ」的な俺様キャラだけど、『不毛地帯』の東京商事鮫島もかなりの上から目線。グッドニュースだよ👍 pic.twitter.com/Lv9lbyOPFF
— 濱田研吾 (@hamabin1) September 15, 2018
プロフィール
- 本名:柴田 吾郎
- 生年月日:1935年8月25日(没43歳)
- 出身地:大阪府大阪市北区
- 学歴:学習院大学
- 身長:180cm
- 芸能経歴:
- 若くして「ミスター・ニッポン」コンテストでグランプリを獲得し、大映に入社。
映画『悪名』シリーズやテレビドラマ『白い巨塔』で主演を務め、硬派な演技で人気に。 - 活動の特徴:俳優としての地位を確立する一方で、司会やバラエティ番組にも出演し活躍。
- 没年月日:1978年12月28日(享年43)
- 死因:猟銃による自死と報じられ、精神的な重圧や経済的困難が背景にあったとされる。
田宮二郎は躁鬱病だった?
大映時代、彼は過労による結核の再発を抱えながらも、注射を打ちつつ撮影に臨んでいました。
退社後も休息を取る間もなく仕事に追われ、徐々に心身のバランスを崩していきます。
精神科医からは躁鬱病(双極性障害)と診断され、感情の起伏の激しさが俳優活動にも影響を与えていました。
『白い巨塔』の撮影中には、詐欺師に巧みに言葉で翻弄され、多額の金銭を渡してしまうなど、不安定な状況がさらに加速します。
撮影現場では突然泣き崩れることもあり、セリフが頭に入らなくなり、自宅では奇行が目立つことも。
華やかな表舞台の裏には、心身の疲弊と戦いながらも俳優としての責任感を全力で果たそうとする姿がありました。
田宮二郎の若い頃恋人まとめ!
昨日爛見ていて思ったんだけど、田宮二郎さんと若尾文子さんは顔が整いすぎていて段々似てるような気がしてしまい、夫婦とか恋人よりも親戚みたいに見えてなんだかな〜と思ってしまい。白黒映画だと顔が白く飛んで見えるから余計似て見えて。美しいと性別関係なく似てきますね。 pic.twitter.com/WUQdi18RKn
— アサミ (@asamisasamisash) November 2, 2023
ドラマ『白い影』で共演した山本陽子さんとは、撮影現場で自然に惹かれ合うようになりました。
彼はすでに既婚者でしたが、密会を続けたようです。
彼女は、家庭がある人の関係に悩んだと振り返り、不倫の葛藤がありながらも自制できなかったようです。
二人の関係は周囲の関係者や報道にも注目され、田宮の俳優人生に影を落とす一因となったようです。
一方で、撮影で家を長く空ける際には家族に手紙を残して愛情を示していたようで、仕事と家庭の間で抱えていた苦悩も見えてきます。
華やかな表舞台の裏には、不倫がもたらす葛藤や重い代償が潜んでいました。
まとめ
『田宮二郎の真相』石田伸也
— 杵まき (@2mNh0) March 5, 2023
田宮さんの没後30年から10年をかけて取材。親しい関係者や遺族の証言を纏めた良書です。
田宮さんの人生に、聡明で優しい奥様がいてくれたことに感謝したくなります。
巻末に太地喜和子様の話が収録されており、かつての恋人であった三國との対談も掲載されて謎のお得感 pic.twitter.com/g8icD7Cgzu
今回の記事では『田宮二郎の妻や長男次男現在は?プロフィールや若い頃恋人まとめ!』をお届けしました。
彼は、圧倒的な存在感と才能で昭和を代表する俳優として多くの人々を魅了しました。
華やかな活躍の裏では、仕事の重圧や心身の不調に苦しみ、最期は自ら命を絶つという悲劇的な結末を迎えています。
妻の藤由紀子さんは、夫の死後は外国人のマンション経営をしながら二人の息子を懸命に育て上げました。
長男・柴田光太郎さんは教育者の道を歩み、次男・田宮五郎さんは俳優として父の志を継ぐも、若くして病に倒れて47歳で他界しています。
表舞台の光と影、どちらもが田宮二郎の俳優を語るうえで欠かせない一面だったのかもしれません。
田宮二郎の妻や長男次男現在は?プロフィールや若い頃恋人についてお伝えしました。

