渡る世間は鬼ばかり第4シリーズあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧も!

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渡る世間は鬼ばかり第4シリーズあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧も!

1990年にスタートした長寿ドラマも、第4シーズンに突入し、ドラマは思わぬ方向へ展開します。

今回の記事では『渡る世間は鬼ばかり第4シリーズあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧も!』をお届けします。

母・節子の海外で急死する衝撃的な出来事から、家族の関係性や役割も大きく変わるところが見どころです。

次女・五月が中心になり新たな視点でドラマが描かれ、時代錯誤的な価値観ややり取りにイライラしつつも、目が離せなくなる魅力があります。

渡る世間は鬼ばかり第4シリーズあらすじ最終回と相関図やキャスト一覧についてお伝えします。

目次

渡る世間は鬼ばかり第4シリーズあらすじ最終回は?

第1話あらすじ

母・節子(山岡久乃)はニューヨーク旅行中に心筋梗塞で急逝します。

しかし、知らせを受けた直後の父・大吉(藤岡琢也)は、まるで節子がまだ生きているかのように落ち着いて振る舞います。

父の冷静さに、娘たちはかえって戸惑い、状況をどう理解すればよいのか迷ってしまいます。

家族全員が動揺を抱えながらも、すぐに葬儀の準備に取りかかるわけではなく、節子の死という現実と向き合うまでの微妙な時間の流れが描かれます。

父の落ち着いた態度と娘たちの慌てぶりの対比によって、家族の関係性や心理状態が短時間で明らかになるエピソードです。

第2話あらすじ

第2話では、母・節子(山岡久乃)がニューヨークで急死した知らせに、父・大吉(藤岡琢也)は呆然としたまま動けません。

娘たち全員は実家に集合して悲しみます。

五月と四女・葉子と遺体を引き取りにニューヨークへ向かいますが、姑・キミ(赤木春恵)や勇(角野卓造)の間に亀裂が入ります。

五月の息子・娘も祖父・大吉の元を訪れ、祖母に対して批判的な思いを抱きます。

大吉の店で手伝う母の友人・タキ(野村昭子)の過剰な世話焼きに、娘たちは不愉快な気持ちが募ります。

家族の感情や立場の違いが短い時間で露呈するエピソードです。

第3話あらすじ

母・節子(山岡久乃)の通夜と葬式が執り行われ、父や娘たちが揃う中、ニューヨークで暮らす親族も駆けつけ、家族の顔ぶれが一堂に会します。

父の落ち着いた態度と、娘たちや親族の動揺や戸惑いの対比が描かれます。

娘たちの知らないところで、父は仏壇の前に座り、亡き妻・節子に「見守ってほしい」と涙ながらに語りかけます。

親族同士の微妙な関係やこれまで気づかなかった家族の一面も明らかに描かれるエピソードです。

第4話あらすじ

母の死から姉妹たちは母の友人・タキ(野村昭子)を警戒して、節子の遺品やトランク、財産などについて、大吉(藤岡琢也)に確認を求めます。

特別な財産はほとんどなかったことが分かりますが、母がニューヨークの土産に娘たちにはブランド財布を、タキにはブランド指輪を手紙を添えて用意していたことが明らかになります。

綴られた手紙には、長年支えてくれたタキへの深い感謝の想いが記されていたのでした。

父の落ち着いた態度や姉妹たちの警戒心との対比が際立ち、家族間の微妙な心理が描かれるエピソードです。

第5話あらすじ

五月の夫・勇(角野卓造)が火傷で救急搬送された知らせを受け、キミの長女久子の元夫・健治(岸田敏志)が店を手伝うと幸楽にやってきます。

診察の結果、勇の入院は2週間ほど必要で、退院後もしばらくは仕事ができないことが分かります。

タキ(野村昭子)は見舞い金を5万円(姉妹分)包むことを提案しますが、大吉(藤岡琢也)は10万円包むように伝えるのでした。

五月(泉ピン子)は夫の体を心配しながらも、家のことや店の手伝い、姑・キミ(赤木春恵)の関係に疲弊し心の余裕を失っていきます。

勇の入院をきっかけに、家族の立場や思いが再び交錯しすれ違いが見えてくるエピソードです。

第6話あらすじ

常子(京唄子)が息子・英作(植草克秀)の妹・由紀(小林綾子)に医者との見合い話を持ちかけ、本間医院の跡継ぎにさせようとします。

常子は家の名を守るためにも由紀に良縁を望みますが、由紀は母の思いに素直に応じようとしません。

由紀の心には別の夢や考えがあり、家のしきたりや親の期待に縛られることの抵抗を感じています。

一方、五月(泉ピン子)は勇(角野卓造)の退院日を知らずにお見舞いに行くと嘘をつき岡倉に帰ったため、姑のキミ(赤木春恵)と勇から激怒されます。

タキ(野村昭子)は幸楽に大吉(藤岡琢也)の弁当を持って代理で詫びに行きましたが、キミが五月への不満を口にしたことで反感を買い、五月は岡倉へ荷物をまとめて帰る覚悟を固めていました。

幸楽と岡倉の関係がこじれ、家族の雰囲気がさらに悪化していくエピソードです。

第7話あらすじ

姑・キミ(赤木春恵)の嫌味に我慢の限界を感じた五月(泉ピン子)は、子どもたちを連れて幸楽を出て行きます。

岡倉に戻った五月(泉ピン子)は、タキ(野村昭子)、大吉(藤岡琢也)、葉子(野村真美)に温かく迎えられますが、娘が二人も岡倉家にいるのは負担が大きいと感じた葉子は、家を出る決意を固めます。

幸楽では、退院した勇(角野卓造)が足の怪我で思うように動けず、五月がいない生活の大変さを痛感します。

勇(角野卓造)は、姑や妹・邦子(東てる美)の性格を考えると、五月とうまくいかないから、自分は幸楽を辞めて別の店に就職すると言い出します。

勇の決断を聞いたキミは、自分が悪かったと反省し、岡倉家へ行って五月に謝ると言い出すのでした。

小さな誤解が逆に家族の絆を見つめ直すエピソードです。

第8話あらすじ

引っ越しセンターが岡倉家に到着しました。母の四十九日を一区切りとして、葉子(野村真美)は家を出ることにしました。

昔の恋人である山口太郎(船越英一郎)と母の政子(草笛光子)が節子(山岡久乃)の死を悼んで訪問しましたが、葉子はそっけない態度で応じます。

岡倉家には5人の姉妹と大吉・タキも揃っています。

弥生の息子・武志(岩渕健)も仕事を抜け出して参列し、節子の遺骨に話しかけながら遺骨を抱きしめ、大吉にも励ましの言葉を伝えるのでした。

太郎(船越英一郎)は母の四十九日で落ち込んでいる葉子を慰めようとマンション前に待ち伏せし、平静を装っていた葉子は泣きながら抱きつきます。

しかし、太郎の中途半端な優しさに危機感を感じた葉子は、境界線を引いて立ち去るのでした。

母の思い出を語り合う中で少しずつ心を通わせ、家族の絆を確かめ合うエピソードです。

第9話あらすじ

邦子(東てる美)が子供を連れて家を出たという知らせが入り、家族に波紋が広がります。

姑のキミ(赤木春恵)は「邦子に何かあればお前たちのせいだ、明日から店に出ない」と言い出します。

一方、勇(角野卓造)は「邦子が自立のために家を出るのは問題ない」と主張し、互いに譲らず、親子の間に再び亀裂が生まれます。

文子(中田喜子)は、自身の自営の共同出資者であり、設計会社を経営するバツイチの宗方(井上順)を岡倉に連れてきます。

大吉(藤岡琢也)やタキ(野村昭子)、息子・望も食事を共にしますが、望は宗方のことを快く思っていませんでした。

タキは、文子が離婚して寂しさを抱えていることを感じ取り、宗方に淡い想いを寄せていると察します。

ある日、邦子の子ども達が「ただいま」と幸楽に戻り、高級ホテルに泊まって水族館で楽しんでいたと話したことで、キミは激しく憤慨します。

五月はホテルへ邦子を迎えに行きますが、自分の不甲斐なさから、幸楽に帰る気になれないと嘆きます。

思うようにいかない親子関係の中でも、五月が仲介役となり絆を取り戻していくエピソードです。

第10話あらすじ

幸楽の厄介者とされる邦子(東てる美)が一流ホテルで派手に散財し、支払いを巡って問題が起こります。

責任を感じた五月(泉ピン子)は、夫・勇(角野卓造)には内緒で実家の岡倉から50万円を借ります。

家計のやりくりや店の経営で苦労する中、家族に迷惑をかけまいとする五月の行動でしたが、秘密が波紋を呼ぶことになります。

姑・キミ(赤木春恵)や勇との間にも不穏な空気が流れ、五月は次第に孤立していきます。

現実の厳しさの間で揺れ動く五月のエピソードです。

第11話あらすじ

トラブル続きの邦子(東てる美)が、クレーン車の免許を取る決意をし、真面目に働く姿勢を見せます。

周囲を振り回してきた邦子の突然の“更生宣言”に、五月(泉ピン子)や姑のキミ(赤木春恵)は戸惑いを隠せません。

表面上は応援しつつも、「どうせ長続きしない」と半信半疑の様子です。

邦子は珍しく努力を重ね、少しずつ成長を見せます。

問題児だった邦子の人間味溢れるエピソードです。

第12話あらすじ

文子(中田喜子)の息子・望(冨田真之介)が警察に補導されるという衝撃的な出来事が起こります。

文子はこれまで教育熱心に息子を育て、一流大学の付属小学校に入学させたことで安心しきっていました。

まさかの事件に動揺を隠せず、自分の子育てにどこか間違いがあったのではないかと深く落ち込みます。

夫や姉妹たちも心配して声をかけますが、文子は簡単には立ち直れません。

家庭の中で“完璧な母”を演じてきた文子が、壁にぶつかり、母のあり方を見つめ直すエピソードです。

第13話あらすじ

文子(中田喜子)の息子・望が「本屋に行く」と言い残して家を出たまま、行方不明になってしまいます。

突然の出来事に文子は取り乱し、心配のあまり感情を抑えきれず、望の外出を黙認した父・大吉(藤岡琢也)やタキ(野村昭子)に怒りをぶつけます。

文子は次第に自分の過保護な育て方や、息子との向き合い方を省みるようになるエピソードです。

第14話あらすじ

妻・節子を亡くして初めて迎える正月を前に、大吉(藤岡琢也)は深い喪失感に包まれ、静かな元日を過ごしていました。

大吉を心配して、タキ(野村昭子)や勉(山田雅人)が手作りのおせち料理を持って訪れます。

久しぶりに家の中に笑い声が戻り、大吉も少しずつ気持ちを取り戻していきます。

娘たちもそれぞれの家庭で節子の不在を感じながら、新しい年をどう生きていくかを考え始めます。

節子の存在の大きさと、残された家族の再出発を描いたエピソードです。

第15話あらすじ

「おかくら」で働くタキ(野村昭子)が「ちょっと家に帰ってくる」と店を出たまま、行方が分からなくなります。

突然の失踪に、大吉(藤岡琢也)や娘たちは動揺し、店も家庭も一気に騒然とします。

家族や従業員は不安に包まれ、警察に連絡する者や、近所を探し回る者など、それぞれがタキの安否を気遣います。

いつも明るく世話好きなタキの不在は「おかくら」に大きな空白を生み、存在の大切さを改めて痛感させます。

タキの行動の理由をめぐり、家族や従業員たちの思いが交錯するエピソードです。

第16話あらすじ

「おかくら」を一度去ったタキ(野村昭子)が再び姿を見せ、文子(中田喜子)と勉(山田雅人)は安堵します。

二人は、これまでタキが支えてくれたことを改めて感じ、「もう一度働いてほしい」と懇願しますが、大吉(藤岡琢也)はタキに甘えるのではなく、自立していくべきだと考えて即答を避けます。

タキもまた、自分の存在が岡倉家にどんな影響を与えるのか思い悩み、簡単には決断できません。

互いに依存しすぎず尊重し合うことの大切さを感じさせるエピソードです。

第17話あらすじ

弥生(長山藍子)は、長男・武志(岩渕健)が家族に何の相談もなく入籍していたと知り、大きな衝撃を受けます。

母として信じていた息子の突然の行動に戸惑いと怒りが入り混じり、居ても立ってもいられず静岡の自動車修理工場で働く武志のもとを訪ねます。

武志は家庭の束縛や価値観の違いに息苦しさを感じ、自分で決めたいのに、弥生は納得できません。

親の愛情と子の自立の狭間で揺れる姿が切実に描かれるエピソードです。

第18話あらすじ

弥生(長山藍子)の長女・あかり(山辺有紀)が福島から上京し、母を気遣いながら話を聞こうとします。

あかりは、母の厳しさの裏にある不安や寂しさを理解しようとしつつも、弟の決断を尊重する姿勢を見せ、弥生との間に微妙な距離感が生まれます。

親子の間で価値観の違いが浮き彫りになるエピソードです。

第19話あらすじ

大阪へ行く前夜、姑・ハナ(杉山とく子)の今後をめぐり、弥生(長山藍子)と夫・良(前田吟)の間で激しい言い争いが起こります。

良は、ハナが老人ホームへの入所を決めたのは弥生の態度が原因だと非難し、弥生は深く傷つきます。

義母との関係に悩みながらも家庭を守ろうとしてきた弥生は、努力を理解されない苦しさを抱え、夫婦の溝はさらに深まっていきます。

家族の支え方や老後のあり方をめぐって、互いの思いがすれ違うエピソードです。

第20話あらすじ

夫・良(前田吟)との口論を経て、弥生(長山藍子)は実家の岡倉へ戻ってきます。

知らせを受けた長女・あかり(山辺有紀)は、母を心配して福島から駆けつけますが、弥生の言動が自己中心的な考えに基づくものであることに気づきます。

あかりは母を諭そうとしますが、弥生は素直に耳を傾けず、自分の考えを曲げません。

親子の間には徐々に亀裂が生まれていきます。

親子の問題になると頑なになり、考えを変えずに突き進む弥生の姿が描かれるエピソードです。

第21話あらすじ

弥生(長山藍子)は、タンスに隠していた50万円のへそくりが消えていることに気づき、大慌てします。

誰かが盗んだのではないかと疑い、真っ先に岡倉の家事を手伝うタキ(野村昭子)と勉(山田雅人)に問い詰めます。

二人は身に覚えがなく困惑しますが、弥生は疑いを晴らさず、家の中は険悪な雰囲気に包まれます。

やがて誤解が明らかになるものの、弥生の短絡的な行動が家族の信頼関係に影を落とし、疑心の怖さが浮き彫りになるエピソードです。

第22話あらすじ

文子(中田喜子)からの電話で、長子(藤田朋子)と英作(植草克秀)は、英作の母・常子(京唄子)に恋人がいるという噂を耳にします。

英作は冗談だろうと笑い飛ばしますが、長子は半信半疑のまま心配になり、気になって仕方がありません。

やがて常子の行動にどこか不自然な点が見え始め、家の中には微妙な空気が漂います。

親の恋愛をめぐる問題を通じて、家族の信頼関係や距離感が試されるエピソードです。

第23話あらすじ

文子(中田喜子)は、一人息子の望(冨田真之介)が元夫・亨(三田村邦彦)に会っていたと知り動揺します。

さらに亨が勝手に「おかくら」の資金を振り込んできたことで、文子の怒りは頂点に達します。

自立して新しい人生を歩んだ文子にとって、亨の行動は過去へ逆戻りに感じ、複雑な感情がこみ上げます。

息子を通じて、元夫とのつながりに葛藤しながらも、文子は母として、女性としての生き方を見つめ直していくエピソードです。

第24話あらすじ

葉子(野村真美)は、太郎(船越英一郎)の妻・美智(一路真輝)に呼び出され、会いに行きます。

美智は、夫と葉子が結婚後も会っていたことを知っており、責めずに、静かに胸の内を語り始めます。

予想外にも、美智の言葉には怒りよりも悲しみと諦めが滲んでおり、葉子は深く動揺します。

かつての恋人を完全に断ち切れずにいた自分の弱さと、太郎を信じ続ける美智の強さを実感して、葉子が考え方を改めるエピソードです。

第25話あらすじ

愛(吉村涼)が友人たちと参加したスキーバスが事故を起こし、多くの乗客が怪我を負います。

幸い愛は軽傷で済みましたが、家族には「学校の行事」と嘘をついて出かけたことが判明し、驚きと怒りを隠せません。

母・五月(泉ピン子)は、娘の無事に安堵しつつも、信頼を裏切られたショックで複雑な思いに包まれます。

若さゆえの無鉄砲さと、親の過保護が交錯する中で、家族の信頼を問いかけるエピソードです。

第26話あらすじ

邦子(東てる美)が突然、同じ職場の野々下(大和田獏)と結婚したいと宣言して家族を驚かせます。

母・キミ(赤木春恵)は、野々下には財産も生活力もないとして猛反対しますが、邦子は恋愛感情を理由に譲らず、母娘の間で激しい口論が起こります。

何かと問題を起こしてきた邦子の言葉を誰も信じきれず、家族は困惑し、五月(泉ピン子)は板挟みとなり、嫁姑間の関係にも緊張感が走ります。

恋愛と現実のはざまで揺れる邦子のエピソードです。

第27話あらすじ

文子(中田喜子)と亨(三田村邦彦)がハワイ旅行から帰国します。

現地でじっくり話し合ったことで長年の誤解が解け、二人はもう一度夫婦としてやり直す決意を固めます。

息子の望(冨田真之介)も安心した様子を見せ、岡倉家にも久しぶりに明るい空気が戻ります。

しかし、これまでの確執やすれ違いの傷は完全には癒えておらず、再出発の道にはまだ不安が残るエピソードです。

第28話あらすじ

文子(中田喜子)は亨(三田村邦彦)と長い確執を経て関係を修復し、再び夫婦として歩み始めました。

岡倉家を離れる決意をした文子の姿には、母として妻としてのけじめが感じられます。

一方で、タキ(野村昭子)や勉(山田雅人)は、文子が去ることで大吉(藤岡琢也)が一人になることを心配し、「おかくら」や家の空気もどこか寂しげに。

巣立つ娘を静かに見送る父と、新たな人生へ踏み出す文子の姿が対照的に描かれるエピソードです。

第29話あらすじ

深夜、大吉(藤岡琢也)が急に体調を崩し、救急車で病院に運ばれます。

翌朝、「おかくら」にやって来たタキ(野村昭子)と勉(山田雅人)は、病院からの連絡で事態の重大さを知り、急ぎ駆けつけます。

突然の出来事に家族は動揺し、それぞれが不安と心配を抱えながら大吉の容態を見守ります。

いつ何が起こるかわからない現実を突きつけられるエピソードです。

第30話あらすじ

長子(藤田朋子)は、姑の常子(京唄子)と口論になった後、家を飛び出し、岡倉家での生活を始めます。

突然の出来事に、大吉(藤岡琢也)は一日も早く自宅に戻るよう諭しますが、長子は自分の気持ちを優先し、実家で過ごすことを選びます。

母娘の対立や家族内の緊張が浮き彫りになる中で、互いの考えや感情のすれ違いが描かれるエピソードです。

第31話あらすじ

離婚も視野に入れつつ岡倉家に戻り、翻訳の仕事に打ち込む長子(藤田朋子)のもとに、夫の英作(植草克秀)が迎えにやってきます。

英作は長子を本間の家に戻そうと説得しますが、長子は自分の考えや生活のリズムを大切にし、簡単には応じません。

夫婦間の価値観や意見の違いが明らかになり、互いの思いがすれ違う姿が描かれるエピソードです。

第32話あらすじ

常子(京唄子)は、息子の英作(植草克秀)が行方不明になったと聞き、心配で岡倉家に駆け込みます。

しかし、大吉(藤岡琢也)や家族たちは「英作のことは知らない」と答え、状況は混乱します。

常子は納得せず、家族に問い詰める中で緊張が高まり、誤解や心配が入り混じった騒動が起きます。

親の心配と家族の戸惑いが交錯し、感情の揺れが描かれるエピソードです。

第33話あらすじ

福島の農家に嫁いだ弥生(長山藍子)の長女・あかり(山辺有紀)が突然岡倉家に帰ってきます。

水耕栽培のことで夫・和夫(倉田てつを)や姑・満枝(木の実ナナ)の板挟みになり、苦労しているのです。

家族はあかりの悩みに耳を傾け、支えようとしますが、嫁の立場や家庭内の人間関係の難しさから解決には至りません。

嫁姑や夫婦間の微妙な関係性が浮き彫りになり、あかりの心の揺れが鮮明に描かれるエピソードです。

第34話あらすじ

五月(泉ピン子)の誕生日が近づき、家族や親しい人々はお祝いの準備を進めます。

邦子(東てる美)の恋人・長太(大和田獏)は、日頃の感謝の気持ちで五月に10万円の旅行券を贈ります。

しかし、思いがけない高額な贈り物に五月は戸惑い、家族や周囲の反応も入り混じり、予想外の騒動が生まれます。

人間関係の距離感や感謝の表現の難しさが浮き彫りになるエピソードです。

第35話あらすじ

岡倉家で生活を始めた英作(植草克秀)と長子(藤田朋子)のもとに、常子(京唄子)が血相を変えて駆けつけます。

感情が高ぶった常子は「親子の縁を切る」と宣言し、家族の間に緊張が走ります。

長子や英作は、常子の気持ちに向き合おうとし、家族内の確執や意見の食い違いが浮き彫りになります。

家族の対立と葛藤を通して、互いの思いや立場の複雑さが浮き彫りになるエピソードです。

第36話あらすじ

ハワイに住む大吉(藤岡琢也)の姉・珠子(森光子)が、日本に里帰りすると連絡してきます。

大吉は姉の来訪を喜ぶ一方で、亡き節子のことをどう伝えるか悩み、頭を抱えます。

娘たちや家族は、珠子が来る前に家の準備や心構えを整えようと動き回り、気持ちが交錯します。

久しぶりの再会では、節子との思い出にも触れながら、家族が濃い時間を共に過ごすエピソードです。

第37話あらすじ

佐枝(馬渕英里何)が臨月に入り、陣痛を訴えて病院に入院し、家族は出産に向けて、慌ただしく準備や手続きに追われます。

弥生(長山藍子)は、これまで自分の出産時には病院に来なかった夫・良(前田吟)が、今回は意外なほど熱心に付き添っている姿を目にし、つい皮肉めいた言葉を口にしてしまいます。

佐枝は不安を抱えながらも、夫・武志(岩渕健)や家族の支えに励まされ、少しずつ安心を感じます。

臨月の佐枝の緊張や不安、弥生の戸惑い、そして良の奮闘ぶりを通して、家族の絆や思いの交錯が描かれるエピソードです。

第38話あらすじ

長子(藤田朋子)と夫婦げんかをした英作(植草克秀)は、妹の由紀(小林綾子)のもとに行きます。

由紀は突然訪れた兄の相談や愚痴に耳を傾けながらも、英作の気持ちにどう対応すべきか迷います。

ところが、英作は予想外にアメリカへ向かうことを決め、長子や由紀を大いに驚かせます。

長子は英作の突然の行動に戸惑いつつも、夫婦の距離感や今後の関係を見つめ直すきっかけとなるエピソードです。

第39話あらすじ

長太(大和田獏)の娘・加津(宇野なおみ)が、突然「幸楽」にやって来ます。

加津は「幸楽に行けば父・長太に会える」と聞いて来たと話し、無邪気さと急な訪問に、キミ(赤木春恵)は驚きを隠せません。

加津の出現で店内は一気に慌ただしくなり、家族や従業員たちは戸惑いながらも対応に追われます。

長太も予期せぬ再会に驚きつつ、娘との距離や関係性について考えさせられるエピソードです。

第40話あらすじ

幸楽で預かっていた加津(宇野なおみ)が、突然姿を消してしまいます。

責任を強く感じた五月(泉ピン子)は、途方に暮れ、どう対応すべきか悩みます。

夫の勇(角野卓造)や家族も、加津の安否を案じながら、心配の色を隠せません。

加津の思いがけない失踪をきっかけに、家族の間には互いを思いやる気持ちと焦りが交錯し、迅速な判断や対応を迫られるエピソードです。

第41話あらすじ

加津(宇野なおみ)を引き取るかどうかをめぐり、父・長太(大和田獏)と邦子(東てる美)の話し合いは決裂します。

意見の対立に戸惑う二人の様子を見た五月(泉ピン子)や家族たちは、加津を一時的に幸楽で預かることを提案します。

加津の安全と居場所を守ろうとする家族の思いやりと、親子間の複雑な関係、突然のトラブルに対して家族が協力しながら対応していく姿が描かれるエピソードです。

第42話あらすじ

文子(中田喜子)の長男・望(冨田真之介)が無断で外泊します。

一流大学に入れることを優先してきた文子にとって、望の行動は許せず、激しい怒りに襲われます。

周囲の家族も文子の感情に気づき、事態の収拾や望との対話に追われます。

親の期待と子どもの自立で生じる葛藤や感情のすれ違いが浮き彫りになるエピソードです。

第43話あらすじ

望(冨田真之介)が家を出たまま何日も帰って来ず、心配になった文子(中田喜子)は、息子の安否や行動の理由を知ろうと学校に事情を尋ねに行きます。

返ってきたのは望の行動への指摘ではなく、親としての管理不足や教育方針の注意で、文子は逆に説教を受けてしまったのでした。

一流大学への道を整えてきたつもりが、子どもの自立や意志との間には想像以上のギャップがあることを痛感するエピソードです。

第44話あらすじ

加津(宇野なおみ)が幸楽を離れることになり、加津をめぐる意見で邦子(東てる美)と対立していた長太(大和田獏)は、離婚も辞さずに、加津と二人で暮らす決意を固めます。

予想外の決断に、家族は驚きを隠せません。

しかし同時に、長太の父親としての責任感や、加津への深い愛情を改めて認識します。

加津が新しい生活を始める中で、家族同士の距離や関係性が少しずつ変化していくエピソードです。

第45話あらすじ

邦子(東てる美)は加津(宇野なおみ)を引き取る決意を固めますが、加津は「一緒に住むなら施設に入りたい」と頑なに主張し、長太と邦子は戸惑います。

加津の意思を尊重したい気持ちと、家族として受け入れたい思いの間で、二人は葛藤します。

加津の気持ちに向き合いながら、家族全員が調整や対応を迫られる姿が描かれるエピソードです。

第46話あらすじ

夏休みの間ずっと外泊していた望(冨田真之介)がマンションに戻ると、文子(中田喜子)は無断行動を責めようと意気込み、説教を始めます。

望の冷静な態度や言い分を目の当たりにした文子は、過剰な心配や期待と現実に気づき、親子関係や距離感の難しさを改めて感じることになります。

息子の自立心と親の心配のズレを通して、息子の気持ちに寄り添えるエピソードです。

第47話あらすじ

英作(植草克秀)が幸楽で勇(角野卓造)と飲んでいる最中、常子(京唄子)が突然心臓発作に見舞われ、救急車で病院に運ばれます。

予期せぬ事態に動揺し、慌てて病院へ駆けつけます。

病室では、常子の容態を心配するあまり言葉を交わす余裕もなく、それぞれの思いや不安が交錯します。

家族の反応や緊張が生々しく描かれ、健康の大切さや日常の不確実さを考えさせられるエピソードです。

第48話あらすじ

心臓発作で入院していた常子(京唄子)が無事に退院し、英作(植草克秀)は長子(藤田朋子)との別居を経て、再び母・常子と二人で暮らす決意を固めます。

二人での同居に向けた準備が進む中、家族は心配の声を上げ、英作自身も複雑な思いを抱えています。

久しぶりに親子二人だけの生活が始まることで、英作や常子の心の揺れや葛藤が描かれるエピソードです。

第49話あらすじ

キミ(赤木春恵)が幸楽を離れ、邦子(東てる美)のマンションで生活を始めた頃、新しい従業員・田島聖子(中島唱子)が幸楽に加わります。

聖子が加わることで、店や家族の雰囲気は少しずつ変化し始め、慣れない環境に戸惑う気持ちと、新しい仲間への期待が入り混じります。

従業員としての役割や日常のやり取りを通して、聖子とスタッフの微妙な距離感や関係性が丁寧に描かれるエピソードです。

第50話あらすじ

医大の研究室で働いていた由紀(小林綾子)が、突然大学を辞めて本間医院を継ぐと言い出します。

常子(京唄子)と英作(植草克秀)は驚きつつ、由紀がなぜそんな決断をしたのか理由を尋ねます。

由紀は、自分の将来や家族の期待を考えたうえで、医療の現場で人を助ける道を選んだことを説明します。

この決断を通して、由紀の自立心や常子や英作も今後どう関わるべきか考えるエピソードです。

第51話あらすじ(最終回)

数日間姿を消していたタキ(野村昭子)が、息子・久光(榎木孝明)と金銭トラブルを清算し、縁を切ったうえで再び「おかくら」で働き始めます。

家族や仲間たちは、タキの復帰を温かく迎え、過去の誤解やもめごとも少しずつ落ち着いていきます。

これまでの騒動で傷ついた関係も整理され、親子や夫婦、姉妹の距離感や絆が改めて確認される展開です。

タキの再出発で、許しと信頼を再構築する過程を描いた最終回エピソードです。


渡る世間は鬼ばかり第4シリーズ相関図やキャスト一覧

ドラマの登場人物(相関図)

  • 岡倉大吉(藤岡琢也) → 岡倉家の父であり、かつて料理人として「おかくら」を営んでいた人物。厳格な面を持ちながらも家族思いで、5人の娘を立派に育て上げた父親である。
  • 岡倉節子(山岡久乃) → 岡倉家の母。温厚で家庭の中心的存在。第4シリーズ冒頭で旅行先のニューヨークで急死する。
  • 岡倉弥生(長山藍子) → 岡倉家の長女で医師の妻。真面目で責任感が強いが、時に融通がきかず、母の死後は家族のまとめ役を担う。
  • 岡倉五月(泉ピン子) → 岡倉家の次女であり、「幸楽」で働きながら姑や夫の弟夫婦と同居する人物。我慢強く、穏便な関係を築くために日々努力を重ねる。
  • 岡倉文子(中田喜子) → 岡倉家の三女であり、裕福な家庭に嫁いだ。夫との価値観の違いや息子の問題に直面し、理想と現実ので揺れ動く。
  • 岡倉葉子(野村真美) → 岡倉家の四女。自由奔放で恋愛にも積極的。姉妹の中でも感情を率直に表すタイプで、父・大吉をよく心配させる。
  • 岡倉長子(藤田朋子) → 岡倉家の五女で最も年下。純粋でまっすぐな性格。姉達の姿を見ながら、結婚や家族のあり方に悩む。
  • 小島勇(角野卓造) → 五月の夫で「幸楽」の店主。優柔不断で、母と五月の間で度々揉める。
  • 小島久子(沢田雅美) → 勇の妹で、五月の義妹。かつて夫・健二と離婚し、現在はニューヨークに滞在。
  • 山下健治(岸田敏志) → 久子の元夫。穏やかで誠実な性格だが、価値観の違いから久子とすれ違いで離婚する。
  • 小島邦子(東てる美) → 勇の妹で、自由奔放な性格。金銭感覚が甘く、トラブルを起こしては周囲に迷惑をかけるが、根は明るく人懐っこい。
  • 小島キミ(赤木春恵) → 勇の母で「幸楽」の姑。口うるさく世話好きで、しばしば五月と衝突するが、家族を思う気持ちは強い。
  • 野々下タキ(野村昭子) → 節子の旧友で「おかくら」を手伝う世話好きな女性。家族のように岡倉家を支えるが誤解を招く。
  • 本間英作(植草克秀) → 長子の夫で医師。真面目で誠実だが、仕事を優先しがちで家庭を顧みない一面がある。優しい性格ながらも気弱で、母の影響を強く受けている。
  • 本間由紀(小林綾子)→長子の夫・英作の妹。面倒見がよく、思慮深く兄や家族の相談相手になりやすい。
  • 本間常子(京唄子) → 英作の母。支配的で強い性格の持ち主。自分の思うように動かし息子夫婦にストレスを与える。口は悪いが孫思いでもあり、家庭の中心に影響を与える存在。
  • 珠子(森光子)→ハワイに住む大吉の姉で、明るく社交的な性格。家族思いで、弟や姪・甥のを気にかける。礼儀正しく柔軟に振る舞う。
  • 横川佐枝(馬渕英里何) → 武志の妻で、臨月を迎えたしっかり者。出産を控え、家族や夫との関係に敏感で、時に感情を率直に表現する。
  • 野田武志(岩渕健) → 弥生の長男で、やや自己中心的な面もある青年。時にトラブルや誤解を招くが、家族思いで周囲に頼る柔軟さがある。
  • 野田良(前田吟) → 弥生の夫で、家庭を守ろうとする気持ちは強いが頑固。子どもの教育や家族関係のやり取りで距離感や葛藤が生じる。
  • 高橋亨(三田村邦彦) → 文子の夫で、ハワイ滞在後に関係を修復し、再び夫婦としてやり直す。仕事や生活の事情ですれ違いが生じやすい。

『渡る世間は鬼ばかり第4シーズン』の基本情報

  • タイトル
  • 『渡る世間は鬼ばかり第4シリーズ』
  • 放送期間
  • 1998年10月1日〜1999年9月30日
  • 原作・脚本: 橋田壽賀子
  • 再放送
  • 2025年3月31日から、シーズン1〜シーズン5までBS‑TBS1年間放送中。
  • 作品概要:嫁いだ5人の娘と父親を中心に、家庭・周囲の人々の暮らしや悩み、喜びを描いた国民的人気ホームドラマ。第4シリーズでは、母・節子の急死をきっかけに家族の絆や葛藤が描かれる。

まとめ

今回の記事では『渡る世間は鬼ばかり第4シリーズあらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧も!』をお届けしました。

第4シリーズでは、結婚によって生まれる新たな親族関係や家庭内の問題が、リアルに描かれています。

どの家庭にも悩みがあり、嫁姑問題や親子間の価値観の違い、“信頼関係”が試される瞬間があります。

親子関係では、互いに依存しすぎた途端に関係が崩れてしまう現実が描かれ、愛情と自立を保ちながら距離感を大切にすることの重要性が伝わってきます。

第4シーズンは、節子の死をきっかけに家族がそれぞれの立場で向き合い、関係性を見つめ直す内容です。

渡る世間は鬼ばかり第4シリーズあらすじ最終回や相関図やキャスト一覧についてお伝えしました。

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