10月1日から始まるドラマ『ありがとう第1シリーズ』は、婦人警官を主人公に据え、恋愛や人間関係を描いた作品です。
今回の記事では「ありがとう第1シリーズドラマ再放送あらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧まとめ!」をご紹介します。
放送当時はまだ珍しかった女性警察官という設定が注目を集め、等身大の姿に共感した視聴者も多くいました。
『ありがとう』は婦人警官編を皮切りに、看護婦編・魚屋編・八百屋編と続く人気シリーズですが、今回の再放送では最初の婦人警官編が取り上げられます。
1970年代に放送された『ありがとう第1シリーズ』の再放送版について、あらすじや最終回の内容をお届けします。
ありがとう第1シリーズドラマ再放送あらすじ最終回は?
もうすぐ、長いこと東京MX2で放送されてるドラマの「ありがとう」が終わる。第1シリーズから第4シリーズまで通しで放送されたけど、その後は「銭形平次」らしい。
— Qny Chan (@ramen_mine) December 14, 2024
次は実質第5シリーズ的な「明日がござる」を放送してくれるものと期待してただけに、少しショックです。 pic.twitter.com/UBoJm2ICD3

分かりやすくオリジナルの題目を付けあらすじをまとめていますが、実際はタイトルはなく話数だけです。
第1話:母と娘のすれ違い
九保育園の創立20周年記念日を迎え、四方光(水前寺清子)は母と園児の世話に奔走し、勝(山岡久乃)は栄養士として働き、光は将来婦人警官を目指していることを隠していました。
幼なじみで刑事の段進矢(石坂浩二)も手伝いに駆けつけますが、光が警察学校に入学することを知った勝は大きな衝撃を受け、強く反対します。
さらに香子(和泉雅子)の口論や、進矢が抱える家庭の事情も絡み合い、光の決意は揺さぶられていきます。
父の生き方を理解したい一心で警察官を志す光と、心配ゆえに反対する母のはざまで葛藤するエピソードです。
第2話:夢への試練
警察学校に入学した四方光(水前寺清子)は、厳しい訓練に挑みながら婦人警官を目指して努力を続けます。
幼なじみの刑事・段進矢(石坂浩二)はそんな光を支え、彼自身も警察官としての責任感を強めていきます。
一方、母の勝(山岡久乃)は娘の成長を喜びつつも危険な道を歩ませたくない思いから葛藤し、心配を募らせます。
進矢は光の夢を理解して励ましますが、周囲からの反対に直面し、二人の道のりは決して平坦ではありません。
光は自分の選んだ道を貫く決意を固め、進矢との絆も少しずつ深まっていくエピソードです。
第3話:仲間と使命
警察学校での実習を重ねる光(水前寺清子)は、仲間たちと助け合いながら絆を深め、婦人警官として使命感を強めていきます。
進矢(石坂浩二)は光の成長を誇らしく感じながらも、安全を案じて複雑な思いを抱きます。
一方、母の勝(山岡久乃)は娘の選んだ道を理解しきれず、心配を募らせ続けます。
光は周囲の期待に応えようと必死に努力し、進矢と関係も少しずつ深まっていきますが、果たして自分の選択が正しいのか迷いも生まれます。
仲間と友情、母の思い、進矢との絆の中で、光が一人の女性として成長していく姿を描くエピソードです。
第4話:初めての現場
婦人警官として初めて現場に立った光(水前寺清子)は、緊張に包まれながらも懸命に任務に挑みます。
刑事の進矢(石坂浩二)はそんな光を陰から支え、二人の絆はこれまで以上に強く結ばれていきます。
理想だけでは乗り越えられない厳しい現実に直面した光は、自分の選択が正しかったのか悩み、進矢はそんな彼女を励まし、共に困難を乗り越えようと寄り添います。
母・勝(山岡久乃)は依然として娘の行く末を案じますが、光は警察官として少しずつ成長を実感し、進矢との関係も確かな信頼へと変わるエピソードです。
第5話:仲間との壁
婦人警官の仕事に少しずつ慣れてきた光(水前寺清子)は、新しい環境の中で同僚との人間関係に悩みます。
仲間と信頼を築くことの難しさに直面しながらも、光は自分なりの役割を模索して、進矢(石坂浩二)はそんな光を温かく見守り、警察官としての責任を果たしています。
葛藤を抱えつつも努力を重ねる光は、少しずつ周囲との絆を築き、婦人警官としての自覚を強めていきます。
進矢と友情が確かな信頼へと変わり始め、二人の関係に微かな変化が訪れエピソードです。
第6話:初めての現場
上野署での初日、光は先輩の今井時子(藤夏子)と共にパトロールに出かけ、地域の人々との交流を通じて警官としての役割を実感します。
一方、次代(沢田雅美)は受付業務に奮闘しながら署内の雰囲気に慣れようと努力します。
パトロール中、光は初めての現場で小さな事件に直面し、緊張しながらも冷静に対処します。
進矢(石坂浩二)は光を温かく見守りつつも、事件の背後に潜む予想外の真実に光が気づいた瞬間、彼女は迷わずさらに深い調査へと踏み込む決意を固めます。
警官としての責任と使命を胸に刻むエピソードです。
第7話:自信と絆の試練
婦人警官としての仕事に徐々に慣れ始めた光(水前寺清子)は、経験豊富な先輩や同僚に囲まれ、自分の立ち位置を見つけることに苦労していました。
自分の能力に自信を持てず、周囲の期待に応えられないことに焦る光を、進矢は「自分を信じ、周囲とコミュニケーションを取ることが大切だ」と励まし続けます。
光は次第に自分の役割を見つけ、パトロールや事件対応を通じて仲間との絆を深め、自信を取り戻していきます。
警官としての自覚を深め、進矢との絆を通じて互いに励まし合うエピソードです。
第8話:連続窃盗と使命の重さ
新たな事件に挑む光(水前寺清子)は、地域で発生した連続窃盗事件の捜査に関わることになります。
初めての大きな事件に緊張しつつも、使命感を胸に捜査に臨む光を、進矢(石坂浩二)は支えながら、捜査の進め方や証拠の集め方を教え、自信を持って行動できるよう導きます。
光は進矢の助けを借りながらも、自らの力で問題を解決することを知り、地域住民を通じて信頼関係を築きます。
しかし、事件には思わぬ真実が隠されていることに気づき、光は新たな試練に立ち向かいます。
警官の使命感を達成していくエピソードです。
第9話:心のすれ違い
光(水前寺清子)は、進矢(石坂浩二)と比奈子(長山藍子)の結婚話を耳にして、自分が失恋したと誤解し、朝から機嫌が悪く周囲に当たってしまいます。
進矢は光の気持ちを理解できず、二人の関係はぎくしゃくしていきます。
光は不満を抱きつつも、進矢の優しさや支えを求める複雑な感情を抱え、進矢も任務を果たしながら、光との関係を修復しようと奮闘します。
光は気持ちを整理して、告白する決意を固めます。
誤解や感情のもつれを通して、光の進矢への特別な想いが浮かび上がるエピソードです。
第10話:病院での出来事
文夫(山崎猛)は盲腸の手術を終え、病院で静香(乙羽信子)の世話を受けながら落ち着きを取り戻します。
静香は文夫の身の上話を信じ、古いパジャマを届けるなど、世話好きな一面を見せます。
一方、光(水前寺清子)と進矢(石坂浩二)の間では、日常的な口喧嘩が続き、互いの気持ちが微妙にすれ違います。
身元不明の男が病院から逃げ出し、光や進矢、病院関係者が混乱します。
文夫や静香、光と進矢のそれぞれが日常のすれ違いを経験するエピソードです。
第11話:偽りの名前
勝が見つけた盲腸炎の若者は病院から逃げ出し、奄美大島出身と名乗りました。
しかし名前も偽り、周囲は彼が鶴田清子(奈良岡朋子)の異母弟である文夫(山崎猛)だとは知らず心配します。
病院ではスタッフや光(水前寺清子)、進矢(石坂浩二)が捜索に奔走し、緊迫した空気が漂います。
その一方で、公一(児玉清)は比奈子(長山藍子)にプロポーズし、二人の関係に新たな進展が生まれます。
家族や友情の絆が試され、登場人物たちの感情が大きく揺れる、物語の展開のエピソードです。
第12話:新たな気持ち
光(水前寺清子)は香子(和泉雅子)から比奈子(長山藍子)が公一(児玉清)にプロポーズされたと聞き、驚きます。
香子は無邪気に喜ぶ比奈子の姿を見て、自分もしっかりしなければと感じます。
一方、光は進矢(石坂浩二)の婚約話が事実無根であると知り、心が軽くなり、進矢に優しさを取り戻します。
二人の関係に、少しずつ進展の兆しが見え始めます。
公一のプロポーズを通して周囲の人々の反応や心の変化と香子の姉妹愛が描かれるエピソードです。
第13話:警察官の誇り
比奈子(長山藍子)が「九保育園」に玉造(佐藤允)と良二(山本圭)を呼びに行く間、賊が「豆せん」の二階を荒らして逃げる事件が発生します。
比奈子は香子(和泉雅子)が心張棒を手に階段で頑張っている姿を見て、危険を感じます。
香子は現役の警察官の家に空巣が入ったことを悔しがり、警察官としての責任感を改めて強く意識します。
この出来事を通して、警察官としての誇りや家族の絆が試され、比奈子と香子の関係にも変化が生まれます。
香子の真剣な行動は物語に深みを加え、二人の絆の行方に期待が高まるエピソードです。
第14話:支え合う力
光(水前寺恭子)が新たな事件に直面し、婦人警官としての力量を試されますが、進矢(石坂浩二)は彼女を陰ながら支え、捜査に挑む中で、光は一歩ずつ前進していきます。
事件解決の過程で二人の絆はより強く結ばれていきますが、背後には思いもよらぬ真実が潜んでいました。
光は、自らの信念を貫くために試練に立ち向かいます。
進矢の過去や家族にまつわる問題も浮かび上がり、光は彼を支えながら、職務に対する責任感を強く感じています。
事件の真相に迫る中で、光の成長と進矢と絆が軸として鮮やかに描かれるエピソードです。
第15話:心の傷と母の手紙
光(水前寺清子)と勝(山岡久乃)が進矢(石坂浩二)宛の手紙を引っ張り合ううちに、誤って破いてしまいます。
帰宅した進矢は、その手紙を何も言わずに焼き捨ててしまい、光はそれが進矢を捨てて去った実の母からのものだと知り、深いショックを受けます。
進矢は心の傷を抱えながらも再び捜査へと向かい、松平雪乃(佐良直美)の家で、空き巣に刺されたばあやが命を落としたことが明らかになります。
進矢の過去の痛みが浮き彫りとなり、光は心の傷を理解しようと懸命に寄り添いますが、進矢は想いをうまく表現できず、微妙な距離が生まれるエピソードです。
第16話:揺れる心、明日への祝福
比奈子(長山藍子)の結婚式を翌日に控え、「豆せん」と「九保育園」は準備に追われて大忙しです。
しかし当の比奈子は、どこか上の空でお煎餅を焼いており、妹の香子(和泉雅子)は姉の様子に呆れ顔です。
結婚式を目前にしたはずの比奈子には、新婚旅行の買い物リストがあり、その中に「枕」まで書かれていたことを知った香子は思わず驚きます。
一方、光(水前寺清子)は、空巣事件の捜査に没頭してほとんど家に帰らない進矢(石坂浩二)を心配し、安否を案じ続けます。
結婚の場に向けて周囲が慌ただしく動く中、光の胸には進矢を思う不安が募り、深く考える時間が多くなります。
比奈子の揺れる心情と、進矢を想う光の切実な思いが交錯するエピソードです。
第17話:祝福と旅立ちの花嫁
いよいよ比奈子(長山藍子)の結婚式の日、親代わりとして彼女を支えた九玉造(伊志井寛)や静香(乙羽信子)は、スピード結婚に戸惑いながらも、準備に追われます。
比奈子も花嫁の支度を進めますが、胸の内には新しい生活への期待と、見えない未来への不安がありました。
九玉造と静香は、親代わりとして育ててきた娘を送り出す寂しさと喜びの間で揺れ動き、複雑な感情を隠せません。
結婚式の準備が進む中、それぞれの思いが交錯し、祝福の笑顔の裏にある別れの寂しさが描かれるエピソードです。
第18話:揺れる想いと誤解
光(四方光)は、進矢(段進矢)が松平雪乃(松平雪乃)と親しげに話している姿を目撃し、嫉妬心から不機嫌になっ裏ます。
進矢に対して抱く嫉妬感情を胸に、彼との関係に思い悩む光の姿が描かれます。
一方で、進矢と雪乃が語り合っていたのは、雪乃の親戚の家で起きた殺人事件の捜査の件でしたが、事情を知らない光は誤解し、心の中に不安と孤独感を募らせていきます。
光の内面に潜む葛藤や、誤解から生まれる感情のもつれが中心となって話が展開していきます。
進矢と雪乃の関わりの現実が見えず、光の心が揺れ動いていくエピソードです。
第19話:嫉妬と葛藤
松平雪乃(佐良直美)が可愛らしい浴衣姿で進矢(石坂浩二)に会いに訪れる場面から始まります。
その光景を目にした光(水前寺清子)は胸を締めつけられ、再び悲しみに沈んでしまいます。
さらに、母の勝(山岡久乃)から縫いたてのジンベエを着るよう勧められると、雪乃の浴衣との違いに苛立ちを覚え、母に当たり散らします。
一方で、進矢と静香がアパートの前で言葉を交わし、静香が進矢の母・美沙子について語る場面も挟まれます。
光の嫉妬心と自己嫌悪が強調され、彼女の内面的な葛藤が切なく描かれるエピソードです。
第20話:実母の出現
空巣事件が解決したにもかかわらず、進矢(石坂浩二)の胸にはまだ心に引っかかるものが残っています。
原因は、生みの母・吉川美沙子(桜むつ子)の突然の出現で、進矢は複雑な思いを抱き、過去の傷が再び浮き彫りになります。
一方で光(水前寺清子)は、進矢の心の内を知ることができず、彼と松平雪乃(佐良直美)の関係を誤解します。
光は雪乃に対する競争心を抱き、進矢との関係に不安を感じ、必死に支えようとしますが、進矢の心の葛藤に気づけずにすれ違いが生まれます。
進矢は美沙子に会えずじまいで、彼女と再会を望んでいますが、心の傷が癒えないままです。
進矢の過去と光の成長、二人の関係の微妙な揺れが交錯するエピソードです。
第21話:姉妹の想いと旅立ち
新婚の比奈子(長山藍子)と公一(児玉清)が旅行に出かけたいと考えていますが、比奈子は妹の香子(和泉雅子)が東京で警察官として働いていることを考えると気が引けるのでした。
香子もまた、姉夫婦に負担をかけたくないと考え、寮に入る手続きを進めています。
比奈子の優しさと妹への思いやりをや進矢(石坂浩二)と松平雪乃(佐良直美)の関係が描かれます。
進矢は母・吉川美沙子(桜むつ子)との関係に悩みながらも、再会の決意を固めますが、光(水前寺清子)は進矢が母に会いに行くことを心配し、彼が理解できずにいます。
姉妹や親子の関係が繊細に描かれるエピソードです。
第22話:大磯旅行
松平雪乃(佐良直美)の提案で、進矢(石坂浩二)が計画した大磯への旅行が決まり、光(水前寺清子)、香子(和泉雅子)、次代、静香(乙羽信子)の4人で向かいます。
しかし、玉造(伊志井寛)が監督として同行すると言い出し、準備体操を始めたため、皆はうんざりします。
行前、姉妹は喧嘩で気まずいままで、旅行の知らせがさらに姉を悲しませ、妹は素直になれず冷たく接し、二人の葛藤が浮き彫りになります。
さらに、旅行の準備を進める中で、公一(児玉清)に対して「香子の存在が邪魔だ」と涙を流し感情が複雑に交錯します。
旅行がどのように展開されるのか、彼女たちの関係がどのように変化するのかが注目されるエピソードです。
第23話:すれ違いの電話
進矢(石坂浩二)が大磯に出かけている間、光(水前寺清子)は彼からの電話を心待ちにして受話器を取りますが、混線していて進矢の声は届きません。
代わりに聞こえてきた松平雪乃(佐良直美)の声に不快感を抱き、怒りのあまり受話器を切ってしまいます。
光の進矢への独占欲や嫉妬心、距離感に悩む姿が強調され進矢と雪乃の関係が進展する中で、光の心情が複雑に揺れ動いていきます。
雪乃の関係が与える影響が描かれるエピソードです。
第24話:縁談と恐怖
進矢(石坂浩二)と玉造(伊志井寛)は松平雪乃(佐良直美)の父の招待に落ち着きをなくしています。
緊張していたのは玉造と光(水前寺清子)で、進矢と雪乃の縁談が進むのではないかと心配しています。
縁談の準備が進む中、光と次代はパトロール中に上野駅でバラバラ死体が詰め込まれたスーツケースを発見し、予期せぬ事件により進矢は家に帰れなくなり、松平家には玉造が一人で出かけることになりました。
予期せぬ事件が流れを大きく変えるエピソードです。
第25話:台風と心の嵐
東京に台風が近づく中、光(水前寺清子)は進矢(石坂浩二)と松平雪乃(佐良直美)の縁談の話に心を乱す一方、進矢は光と次代が発見したバラバラ事件の捜査に追われ、緊迫した状況が続いています。
光は嫉妬心や複雑な思いを抱えながらも、台風の影響を受ける日常業務に取り組み、進矢は仕事に専念する中で光との関係を気にかけ、心の葛藤を抱えています。
さらに、文夫(山崎猛)は家出して得体の知れない男のアパートで目覚め、観光ガイドの仕事を紹介されるも不安を抱えています。
台風とともに、感情や人間関係が交錯していくエピソードです。
第26話:香子の挑戦
警察官としての使命感から危険を顧みず行動する香子ですが、勇敢な行動は周囲に大きな波紋を呼び起こします。
香子がスリ犯人を追っていると電話を受けた比奈子(長山藍子)は心配のあまり大騒ぎし、良二(岡本信人)を責めたり捜査願いを出すと言い出します。
一方、進矢(石坂浩二)は香子の無事を心配しつつも、バラバラ事件の捜査に集中します。
香子の勇気と比奈子の過保護が対比され、家族や友人の絆が描かれるエピソードです。
第27話:優しさと絆
進矢(石坂浩二)が風邪で寝込む中、光(水前寺清子)は彼の健康を気遣い、グレープフルーツを買って届けます。
しかし、既に松平雪乃(佐良直美)から箱いっぱいのグレープフルーツが届いており、進矢は玉造(伊志井寛)や静香(乙羽信子)と一緒に楽しんでいる姿を見た光は、そのまま引き返したのでした。
母・勝(山岡久乃)は、娘の優しさを見ていじらしく思い娘の成長を喜んでいます。
進矢が回復する中で、静香が彼のセーターを編む場面や、光と次代が上野署で保護した子どもたちの話を聞く場面など、家族や友情の温かい絆が描かれます。
温かい家庭の雰囲気と、友情や愛情の大切さが感じられるエピソードです。
第28話:中川の暴走
バラバラ事件の容疑者・中川(荒川保男)が中心となる緊迫したストーリーが展開されます。
中川は文夫を連れて石田のアパートに押し入りますが、石田が麻薬取引で不在のため追い詰められ、ガス代の集金に来た人を刑事と勘違いしてライフルで撃ってしまいます。
中川は「九保育園」に逃げ込み、保父の正司良二や園児たちを人質に取ります。
園児たちの安全を守ろうと奮闘する大人たちの葛藤や、人間関係が試される中、進矢(石坂浩二)や光(水前寺清子)たちは危機の解決に立ち向かいます。
緊迫した状況で人間関係が展開されるエピソードです。
第29話:清子の死
光(水前寺清子)や香子(和泉雅子)たち後輩婦人警官にとって、清子の死は衝撃であり、焼香の場面では涙が止まらず、彼女の存在の大きさを感じる展開です。
彼女の死は麻薬密輸事件に関連し、文夫(山崎猛)が原因の一端を担っています。
文夫は姉の遺影の前で泣き崩れ、悔いと再生を誓い、玉造(伊志井寛)から「一人前になったら墓前で感謝を伝えるように」と諭されます。
清子の死が周囲に与える影響が展開されるエピソードです。
第30話:運動会の奇跡
秋晴れの日、「九保育園」で運動会が開かれ、子供たちの元気な姿が登場人物たちの心を和ませています。
進矢(石坂浩二)、玉造(伊志井寛)、静香(乙羽信子)は、美沙子(桜むつ子)の再婚に複雑な思いを抱えています。
光(水前寺清子)と次代(沢田雅美)は、ゲストとして二人三脚に出場し、元気いっぱいに競技を楽しみます。
方、香子(和泉雅子)は上野駅でスリに狙われている美沙子(桜むつ子)を助けるという勇敢な行動を見せ、彼女の成長と責任感、正義感が際立ちます。
最終回全体を通して、運動会という一日を舞台に、登場人物が過去の葛藤や不安を乗り越え、未来への希望を胸に新たなスタートを切る姿が描かれます。
ありがとうドラマ1相関図やキャスト一覧まとめ!
西田敏行さんまだ無名時代にあの国民的ドラマ「ありがとう」第1シリーズ第10話に水前寺さんと沢田さんをナンパする役で出てましたね。#西田敏行さん pic.twitter.com/W44bn6w0ZY
— 足立和彦 (@kazuhiko0115) October 18, 2024
ドラマの登場人物(相関図)
- 四方光(水前寺清子)→高校卒業後、裁縫と料理の専門学校に通っていたが、母に内緒で学校を辞め、警察学校への入学を決意した新米婦人警官。明るく前向きな性格で、困難にぶつかりながらも成長していく。
- 段進矢(石坂浩二)→光の幼馴染であり、九夫婦に引き取られて育った刑事。強い責任感を持ち、光を見守る優しい兄のような存在。自ら危険に身を投じて人々を助ける性格。
- 四方勝(山岡久乃)→光の母で栄養士。夫は刑事だったが過労で殉職。光の婦人警官に反対している。光の選択に葛藤を抱える。光の成長のために厳しい言葉をかけることもあるが、裏には深い愛情が隠れている。
- 九玉造(伊志井寛)→九保育園の園長。面倒見が良く、四方親子を温かく見守る存在。地域の人々からも慕われており、光の成長を支える。玉造は子供たちに対しても優しく接し、保育園の運営に情熱を注いでいる。
- 静香(乙羽信子)→勝の親友で、玉造の後妻。光を実の娘のように可愛がり、警察官を目指すことに反対していたが、理解し応援するようになる。光の良き相談相手でもあり、時には母親のような存在として彼女を支える。
- 堀江比奈子(長山藍子)→豆せんの長女で、妹の香子を溺愛する典型的な姉バカ。光の友人でもあり、明るく元気な性格で周囲を和ませる存在。光が悩むときには親身になって話を聞く相談相手。
- 堀江香子(和泉雅子)→ 比奈子の妹で新米婦警。警察学校で講習を受けながら、光の成長を見守り自身も警察官としての技術や知識を磨くことを目標にしている。
- 洞外次代(沢田雅美)→ 光と同期の新米婦警で、明るく前向きな性格。光と共に警察官として成長していく仲間で互いに励まし合いながら前進する存在。
- 鶴田清子(奈良岡朋子)→署内で人望の厚い女刑事。経験豊富で、数々の事件を解決してきた実績を持ち、後輩たちからの信頼も厚い。警察署内の士気を高めめ、女性警官のロールモデル。
- 松平雪乃(佐良直美)→本庁捜査一課の女刑事。雪乃は冷静で知的な性格で捜査でも優れた判断力を発揮する。進矢の先輩で指導する立場でありながら恋心を抱く。
- 正司良二(岡本信人)→ 九保育園の保育士見習い。元家出人で、通信教育を受け資格取得に奮闘している。自己改善や過去を克服し未来に向かって歩んでいく。
- 田中史代(長内美那子)→ 九保育園の保育士。子供たちが安心して過ごせる環境を提供するために、常に優しさと温かさをもって接し、彼らの心の支えとなる存在。
- 洞外大介(中村俊一)→次代の父親。質店商売を通じて地域社会に貢献している。家族だけでなく、周囲の人にも良い影響を与え慕われる存在。
- 洞外きく(初井言榮)→次代の母親。家庭内での役割を果たし無条件の愛情を注ぐ。子供たちの悩みや問題に対しても耳を傾け、理解を示す存在。
- 洞外三千介(宇佐美豊)→次代の弟。兄や姉との関係を通じて自分の立ち位置をで奮闘し、家族の期待や重圧に敏感に反応する。周囲の意見に流されやすい。
- 鶴田衛(有川博)→清子の実の弟。自分も何か特別な存在になりたいと願う一方で、家族の期待に沿えない自分に不安を抱える。反発しながら成長していく。
- 鶴田文夫(山崎猛)→清子と衛の異母弟。素行が悪く家族との関係に悩む青年。家庭環境や自分の行動が原因で人生に対する大きな壁に直面している。
- 吉川美沙子(桜むつ子)→進矢の実母で、享楽的な性格。かつて息子を捨て、生活に困った過去を持つため、進矢に受け入れがたい存在として描かれる。
- 畑小六(浮田左武郎)→ 比奈子の叔父で、姪が将来幸せな家庭を築けるようにと見合い話を持ちかける。比奈子へ余計なお世話をすることもあるが、家族思いの一面が強い人物。
- 畑よしの(本間文子)→奈子の叔母で、物事を深く考え慎重に行動する人物。家族の悩みに寄り添うだけでなく、問題解決のために先頭に立つ頼もしい存在。
- 杉本公一(児玉清)→豆問屋の若旦那で、比奈子と結婚してから煎餅屋に落ち着く。温和で面倒見がよく、家族思いの心優しい人物。比奈子の妹・香子のことも気にかける、細やかな配慮のできる人柄。
- 中川(荒川保男)→麻薬密売に関わる危険人物で、バラバラ殺人事件の容疑者として追われる身。予測不能な行動で周囲に緊張をもたらす存在。
『ありがとうドラマ1』の基本情報
- タイトル: ありがとう
- 原作: 平岩弓枝
- 演出: 川俣公明
- 概要:
家庭や仕事場での人々のやり取りや、日常のささやかな喜びと悩みを温かく描き、シリーズを通して、最高視聴率は56.3%を記録。 - シリーズ放送期間
- 婦人警官編(第1シリーズ)
- 1970年4月から10月まで放送され、全30話で構成。
- 看護婦編(第2シリーズ)
- 1972年1月に始まり、翌年の1月まで放送。全52話。
- 魚屋編(第3シリーズ)
- 1973年4月から1974年4月まで放送され、全53話。
- カレー屋編(第4シリーズ)
- 1974年5月から翌年4月まで放送。全52話。
- 再放送:
2025年10月1日より、BS-TBS早朝7時から放送
まとめ
毎日楽しみに見ているドラマ「ありがとう」の再放送、昭和のいろんな風景が懐かしいし、もちろん社会も人間関係もどっぷり昭和で、恋しい気持ちがフツフツとわく。同時に2度と戻りたくない!とも思う。色々と。故郷と同じで、過去なんて遠くにありて思うものくらいがちょうど良いのかも。
— 生駒宵 (@ikoma_yoi) July 2, 2025
今回の記事では『ありがとう第1シリーズドラマ再放送あらすじ最終回は?相関図やキャスト一覧まとめ!』をお届けしました。
シーズン1、は婦人警官を目指す若き光(水前寺清子)と、淡い恋心を抱く進矢(石坂浩二)を中心に描かれた人情ドラマです。
撮影当時、水前寺は実際に石坂に好意を抱き、演技に感情移入していたと伝えていますが、ツンデレな態度は観る人によって反応が分かれそうです。
一方、山岡久乃や乙羽信子は昭和の母親像を体現する温かみを持ち、なんとも言えない安心感があります。
昭和を代表する名優たちの熱演が随所に光り、すでに鬼籍に入られた俳優たちの息づかいまで感じられる貴重な名演技をぜひご覧ください。
ありがとう第1シリーズドラマ再放送あらすじ最終回と相関図やキャスト一覧についてお伝えしました。
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