団地のふたりドラマ原作やあらすじ(1話〜10話)再放送や感想まとめ!

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団地のふたりドラマ原作やあらすじ(1話〜10話)再放送や感想まとめ!

2023年に放送されたドラマは、2024年12月末に再放送され、中高年の視聴者から再び注目を集めました。

今回の記事では『団地のふたりドラマ原作やあらすじ(1話〜10話)再放送や感想まとめ!』をお届けします。

舞台はどこか懐かしさを感じさせる団地。

幼なじみの男女が織りなす、淡々としていながらも心あたたまる日常が描かれ、特に50代以上の世代から「ほのぼのしていて癒される」と好評でした。

忙しい毎日に疲れた心に、そっと寄り添ってくれるような静かな時間に観たくなるような癒しのドラマ展開です。

団地のふたりドラマ原作やあらすじ(1話〜10話)再放送や感想についてお伝えします。

目次

団地のふたりドラマ原作や相関図

「団地のふたり」は、日常生活の中で織りなされる人間模様を描いた心温まるドラマです東京都内の団地に住む二人の女性、野枝と奈津子を中心に展開します。

ドラマの登場人物(相関図)

  • 太田野枝小泉今日子)→大学の非常勤講師で、かつては神童と呼ばれた優等生。大雑把な性格ながらも真面目で、バツイチ出戻り。
  • 桜井奈津子(小林聡美)→イラストレーターとして活動しているが、最近は仕事が減少し、フリマアプリで生計を立てている。几帳面で料理が得意な独身女性。
  • 佐久間絢子(由紀さおり)→野枝と奈津子の昔からのご近所の付き合いで、現在は一人暮らし。
  • 福田陽子(名取裕子)→謎多きご近所さんで、団地内のオジサマたちに取り巻かれている不思議な存在。
  • 太田厚志(杉本哲太)→野枝の兄で元ヤンでデキ婚を経て三児を育て上げた塗装会社の社長。
  • 田川賢一(塚本高史)→最近団地に越してきた真面目なシングルファザーで、思春期の娘との関係に悩む。
  • 東山徹生(ベンガル)→団地のご意見番として知られ、普段は寡黙だがクレーマー気質で厄介扱いされている。
  • 太田昌夫(橋爪功)→野枝の父で、サラリーマン引退後は団地管理組合の理事長として活躍中。

『団地のふたり』の基本情報

  • タイトル: 団地のふたり
  • ジャンル: ヒューマンドラマ
  • 放送局: NHK BSプレミアム / NHK BS4K
  • 放送開始日: 2024年9月1日
  • 放送時間: 毎週日曜日 22:00~22:49
  • エピソード数: 全8話
  • 原作: 藤野千夜の小説
  • あらすじ: 幼なじみの奈津子と野枝が、昭和の団地に戻り、助け合いながら新たな生活を築く様子を描いた心温まる物語。50代の独身女性たちが、過去の思い出や新しい価値観に向き合いながら、日常を共に過ごす。
  • テーマ: 友情、人生の再スタート

団地のふたりドラマのあらすじ(1話〜10話)

「団地のふたり」ドラマの1話から10話までのあらすじを含めて紹介します。

団地のふたり第1話

ある日、近所の住人・佐久間さん(由紀さおり)から網戸の張替えを頼まれたことがきっかけで、ふたりの第二の人生が動き出します。

修理のお礼にピザとお駄賃を受け取ったことで、”若手”として団地内で重宝されるようになります。

退職後の自分たちにもまだできることがあるのだと、ふたりは少しずつ自信を取り戻していきます。

団地のふたり第2話

佐久間さんの依頼を皮切りに、網戸の修理依頼が団地中から殺到し、ふたりは思わぬ大忙し。

さらに、野枝の兄・厚志(杉本哲太)の古い楽譜がフリマアプリで高額で売れたことから、定年後のちょっとした“プチバブル”も味わいます。

また、近所に住む小学5年生春菜(大井怜緒)とその父・賢一(塚本高史)との交流も始まり、家族以外のつながりの温かさが描かれます。

団地のふたり第3話

ある日、かつての同級生・春日部靖(仲村トオル)が、認知症を患う母・恵子(島かおり)と共に団地に越してきます。


久しぶりの再会を喜ぶ3人でしたが、奈津子が中学時代に作ったチョコを野枝が渡せなかったという思い出が蘇り、淡い恋の記憶が顔をのぞかせます。


春日部が既婚者であることを知った野枝の胸には、定年後の”あのとき別の選択をしていたら”と想いがよぎります。


一方、恵子が行方不明になる騒動が起き、団地の住民が協力して捜索。年齢や立場を超えて助け合う姿に、コミュニティの絆が深まっていきます。

団地のふたり第4話

団地で起きた小さなボヤ騒ぎをきっかけに、森山リュウ(ムロツヨシ)という新たな住人と知り合います。


彼はふたりを同性カップルと勘違いしながらも、どこか自然に打ち解けていきます。


森山の部屋を訪れた野枝と奈津子は、彼が有名なフラワーアーティストであると知り、センスに驚かされます。


それぞれが「うまくいかなかった恋」や「一緒に暮らしていた相手との別れ」など、定年後の人生で振り返る過去を語り合いながら、静かに再出発を誓います。

団地のふたり第5話

団地の夏祭りシーズンでカラオケ大会の準備で忙しくなるなか、元ヤン風の若夫婦、沙耶香(田辺桃子)と翔太(前田旺志郎)が団地に引っ越してきます。


子どもの足音をめぐる住民トラブルに悩む若夫婦を、野枝と奈津子が相談相手として支えることで、世代を超えたつながりが生まれます。


定年後という節目に立つふたりが、次の世代に“居場所のつくり方”を伝えていく姿が描かれます。

団地のふたり第6話

更年期の症状に悩む日々に太極拳での愚痴の応酬に先生が苦笑いする場面も、定年後のリアルを映し出します。


そんな中、野枝には元夫から父の病院付き添いを頼む連絡が入り、複雑な気持ちを抱えます。


奈津子は思春期を迎えた春菜のために「生理の話」の冊子を手作りし、母親代わりとして向き合うことに。


野枝は密かに受けた乳がん検診でD判定を受けていたことを奈津子に打ち明け、ふたりの間にあったわだかまりが消えていきます。

団地のふたり第7話

久々の外出で、友人・中澤(眞島秀和)の個展へ向かう予定が、奈津子の寝坊で延期に。


結局ふたりは都心へドライブへ出かけるものの、マイペースな奈津子に野枝が振り回され、些細なことで喧嘩してしまいます。


その後、幼なじみ・空ちゃんの命日を迎え、ふたりは彼女の実家を訪れます。

 

小児がんで若くして亡くなった空ちゃんとの記憶、そして取り壊された保育園跡地を歩きながら、定年後の今だからこそ話せる“喪失と再生”を共有し、和解します。

団地のふたり第8話

野枝の父・昌夫が理事長を務める管理組合では、団地の建て替え計画が議題に。


住民の中に不安と動揺が広がる中、元建築士の東山さんベンガル)が倒れ、自分が設計に関わった団地への想いをふたりに託します。


定年後の人生で住む場所にまつわる選択を迫られるなか、それぞれが「残したいもの」「変えてもいいもの」と向き合っていきます。


一方、結婚を控えた福田さんが突然姿を消し、新しい人生への不安も描かれます。

団地のふたり第9話

野枝の母・節子が軽い脳梗塞で倒れ、家族会議が開かれます。


両親がこの団地を「終の棲家」として大切にしてきた思いを知った野枝は、自身の呑気さを反省。


奈津子もまた、ここに住み続けるべきか悩み始めます。


住民の佐久間さんは息子との同居を決意し、団地を去ることに。別れと旅立ちの季節が訪れ、それぞれが「定年後の生き方」を模索し始めます。

団地のふたり第10話(最終話)

団地の建て替え計画から1年後。野枝は非常勤講師の職を失い、スーパーで働きながら両親の世話をしています。


奈津子は喫茶店での手伝いを続けつつ、変わらぬペースで暮らしています。


賢一が制作した団地紹介動画の中で、野枝と奈津子がホットケーキを食べるシーンが話題になり、「喫茶まつ」に行列ができるほどのブームに。


昌夫は建て替え失敗を受け理事長を退任、一時体調を崩しますが、節子の看病で夫婦の絆が深まり、元気を取り戻します。


年の瀬が迫るなか、団地の住民たちはそれぞれの“定年後”を受け入れ、新たな日常へと歩みを進めていきます。

団地のふたりドラマ再放送や感想まとめ!

 

中高年の視聴者にこれだけ支持されるのは、ドラマに現実味があるからです。

『団地のふたり』が静かに人気を集めている理由は、自分のことかもしれないと気づかされるからです。

人生の折り返しを過ぎると、恋愛や仕事は若い頃に描いた華やかさから離れ、どこか物足りなさを感じることがあります。

そんな何でもない毎日を愛おしい風景のように映し出しているのがこの作品の魅力です。

舞台は昭和の面影を残す団地。

地味に見えるその空間には、今の暮らしに疲れた心をそっと包み込む懐かしくて新しい時間が流れています。

小泉今日子さんと小林聡美さんの自然な演技は、まるでそこに暮らす人のようで、孤独や体の不調、過去の恋や仕事の後悔がさりげなく伝わってきます。

小林聡美さんといえば映画『かもめ食堂』や『めがね』の作品がよく知られています。

特別な事件はなく、美味しい食事や静かな風景、穏やかな人間関係で心がゆっくり癒されていく作品が特徴です。

年齢を重ねると刺激よりも安心できる空間を求める気持ちが強くなり、寂しさを紛らわすのではなく、静けさの中で自分を見つめ直す時間を求めてしまうようです。

『団地のふたり』は日々の生活にある笑いや小さな喜びを丁寧にすくい上げ、見終わったあとには明日も少しだけ頑張ろうと思わせてくれます。

何も起きないことが一番心を落ち着かせてくれる。そんな時間を大切に描いたのが『団地のふたり』だと感じます。

再放送や動画配信
  • 2024年12月末BS NHKで3日間再訪されました。
  • U-NEXT: 「団地のふたり」は見放題配信中
  • NHKオンデマンド: NHKオンデマンドでも視聴可能ですが、月額990円(税込)
  • NHKプラス: 同時配信や見逃し配信中

まとめ

今回の記事では『団地のふたりドラマ原作やあらすじ(1話〜10話)再放送や感想まとめ!』を届けしました。

更年期や健康、家族との関係、そして団地の再生をテーマにした物語は、視聴者に共感と癒しを与えました。

過去の恋愛や結婚の失敗、建て替え問題に揺れる住民たちとの絆、また日常生活の中で見せるリアルで温かい姿勢が、このドラマの魅力です。

団地のふたりドラマ原作やあらすじ(1話〜10話)再放送や感想をお伝えしてきました。

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