第8話(最終回)は想像とは違った結末を迎えました。
成瀬(坂口健太郎)とさえ子(有村架純)が特別な関係性であることを成瀬の妻のミキ(中村ゆり)は気付いていました。
今回の記事では『さよならのつづき最終回ネタバレ成瀬の死!妻ミキの愛はさえ子より深い』についてお伝えします。
雄介(生田斗真)の心臓を移植され、新しい生命を取り戻した成瀬でしたが、それは限られた月日だったのです。
さよならのつづき最終回ネタバレ成瀬の死!妻ミキの愛はさえ子より深いについても深掘りします。
※ネタバレなのでご注意ください。
さよならのつづき最終回ネタバレ成瀬の死!
#有村架純 ✖️ #坂口健太郎
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) November 14, 2024
『 #さよならのつづき 』
Netflixで世界独占配信スタート!
事故で恋人を失ったヒロインと、その恋人に命を救われた男。運命に翻弄されるふたりの美しくも切ない、"さよなら"から始まる愛の物語。
脚本 #岡田惠和
監督 #黒崎博
主題歌 #米津玄師「Azalea」#さよつづ… pic.twitter.com/soKOT4phPj
Netflix8話は1話ずつが40分であっという間に観てしまいました。
成瀬の最後の願い
ハワイの生活に溶け込んでいたさえ子のもとに、成瀬が突然現れ
「中町雄介として3日間だけ一緒に過ごさせてほしい」と申し出ます。
彼の経過は順調で、拒絶反応と共に雄介の記憶も消えていくため、「最後に彼との時間を過ごしてほしい」というのがこの旅の目的でした。
妻ミキからさえ子への願い
さえ子は笑顔でそれを受け入れますが、実はミキから電話で「命がけでついた彼の嘘を受け止めてほしい」と告げられ、すべての真実を知っていました。
注意事項を聞く中で、最後に「セックスは命の危険があります」と震える声で語ったミキの姿を思い出し、さえ子は静かに涙を流します。
最終日の夜、彼の心臓の鼓動を聞きながら眠りについたさえ子は、日本へ帰国する彼を空港で見送ります。
その別れ際、彼は雄介がいつも演奏前に弾いていたメロディの秘密を明かし、2人は笑顔で握手を交わし、抱き合いながら別れを告げました。
成瀬の死
季節は巡り、紅葉に染まる山々が広がる秋、ミキの実家ではりんごが収穫期を迎えています。
そのそばで、成瀬は車椅子に座ったまま静かに息を引き取りました。
同じ頃、さえ子はハワイのコーヒー農園で、美しい虹が空にかかるのを見上げています。
妻ミキとさえ子の繋がり
日本に戻ったさえ子は、健吾(雄介の友人)を訪ねもう同じ人を好きになることはやめようと告げました。
彼が雄介から受け継いだコーヒーの木には、ついにコーヒーチェリーが実っています。
その後、挨拶回りを続ける中で、ミキから収穫の手伝いを頼む連絡が入りました。
毎年お願いね、また会いたいしと憎まれ口を叩くミキに、さえ子も「わかった」と答えます。
2人は顔を見合わせ、笑い合うのでした(完結)
妻ミキの愛はさえ子より深い
Netflix シリーズ「さよならのつづき」
— ASUKA NEMOTO|映画録音 (@nemoasu) October 1, 2024
出演:
有村架純 坂口健太郎
中村ゆり 奥野瑛太
伊藤歩 古舘寛治 宮崎美子 斉藤由貴 イッセー尾形
生田斗真 / 三浦友和
脚本:岡田惠和
監督:黒崎博
音楽:アスカ・マツミヤ
主題歌::米津玄師「Azalea」
撮影監督:山田康介
美術監督:原田満生
照明… pic.twitter.com/Cas9IdIZuT
妻ミキは、さえ子と成瀬が特別な絆で結ばれていることを理解しながら、関係を温かく見守っています。
それはただの寛容さではなく、彼女が夫に深い愛情を抱いているからこその姿勢です。
彼女にとって、夫は雄介の心臓を宿している存在であると同時に、今この瞬間を生きる一人のかけがえのない人です。
彼の中に残る雄介の記憶や、さえ子への特別な感情も、自分らしく生きるための一部であると受け入れているところが凄いのです。
そのため、彼の心がどこに向かっていても、それを責めたり縛りつけたりすることはありませんでした。
妻の愛情は、独占や支配ではなく、彼が幸せでいることを願う無償の愛です。
心臓移植してもらったことには感謝だけど、そこに雄介と重ねるのは違うんじゃない?
妻は、自分が成瀬の支えであるのを信じており、さえ子と夫が共有する時間でプラスになるならば、それも必要なことだと考えています。
夫が亡くなったあとも、さえ子にミキの実家のリンゴ園を手伝うようにお願いしながら、さえ子の気持ちを汲み取り女性同士の繋がりを持ち続けられるのもミキの深い思いやりです。
成瀬とさえ子の関係以上に成瀬と妻ミキの深い絆と愛情に心を打たれました。
さよならのつづきの見どころ
「さよならのつづき」と「海のはじまり」
— あ み (@a__k0213) October 2, 2024
本予告みてて、このシーンがよぎった📝✉️#さよならのつづき #海のはじまり #有村架純 pic.twitter.com/OMkhSx8tW7
雄介の魂が宿る成瀬に惹かれるさえ子に周囲も巻き込まれて気の毒です。
婚約者(生田斗真)と成瀬(坂口健太郎)の対比
事故で最愛の婚約者を失ったさえ子は、傷ついた人を笑顔にするためにコーヒーを世界中に広めようと奮闘していました。
婚約者だった雄介は周囲の空気を一瞬で照らすような眩しい性格で、さえ子は彼がいたから、壮大な夢を現実にしようと前向きになれていたのです。
プロポーズをしようと決めていた当日に雄介が事故死してしまいます。
雄介と正反対の性格の成瀬は、子供の頃から病弱で、やりたいことを抑圧されてきた人生を生きてきました。
彼は心臓病で「死」を覚悟しながら生きなければならなかった辛さがあったと思うのです。
成瀬は、やっと妻ミキと穏やかに第2の人生を歩もうとしていたのに、心臓移植後から成瀬の中に雄介の魂が入って人生観が変わってしまいます。
周囲の支えてくれている人
「さよならのつづき」では胸が締め付けられる悲しみからドラマが展開していきます。
雄介の友人や職場の人たちもさえ子は温かく見守られて明るさを取り戻していきます。
ドラマでは、ハワイで珈琲農園を営むヒロ(三浦友和)や会社の社長(イッセー尾形)をはじめ、死んだ雄介の母親(斉藤由貴)、成瀬の妻(中村ゆり)やゆりの母(宮崎美子)など脇役のキャストに注目です。
まとめ
今回の記事では『さよならのつづき最終回ネタバレ成瀬の死!妻ミキの愛はさえ子より深い』についてお伝えしてきました。
さえ子は、成瀬の妻に雄介が宿っている彼に近づくのは自然なことだと訴える場面がありますが、妻の立場からは言えば厚かましい女性に映ります。
そんな愛する婚約者を失ったさえ子の気持ちや雄介と同じくらいにさえ子に特別な感情を抱き恋愛関係になる成瀬に寛大になれた妻のミキに考えさせられました。
本当に愛するとは、自分の感情を満たす以上に相手の感情に寄り添える心なのかも知れません。
最愛の人を失う瞬間だけでなく、心が別の人へ向かってしまうことで生じる愛の痛みを描いたドラマでした。
さよならのつづき最終回ネタバレ成瀬の死!妻ミキの愛はさえ子より深いについてご紹介しました。